A.A.ミルン原作の児童小説「くまのプーさん」に登場する少年クリストファー・ロビンが大人に成長した姿を描く実写映画『クリストファー・ロビン/Christopher Robin(原題)』の主演に、ユアン・マクレガーが抜擢されたとハリウッド・リポーター誌が報じた。
クリストファー・ロビンの大人に成長した姿を描く本作。監督を、“ピーター・パン”誕生にまつわる真実の物語を描いたジョニー・デップ主演作『ネバーランド』を手掛けたマーク・フォースターが務める。マクレガーが演じるのは、子どもの頃に持ち合わせた想像力を失い、ビジネスマンとして仕事とその成功を追い求める大人になったクリストファー。ディズニーは、NASAで活躍した実在の黒人女性たちを描いた『Hidden Figures(原題)』で第89回アカデミー賞脚色賞にノミネートされたアリソン・シューローダーを脚本家として新たに参加させる意向だという。
クリストファー・ロビンとは、元々ミルンの息子にインスピレーションを得て名付けられたキャラクター。彼は『クマのプーさん』(1926年)『プー 横丁に立った家』(1928年)の物語集やその他ミルン原作の童謡集に登場。プーさんはディズニーのテレビアニメ『新くまのプーさん』(1988年)、長編アニメーション映画『くまのプーさん』(2011年)として映像化されている。