『サーミの血』予告、社会から迫害を受ける北欧少数民族サーミ人少女の苦悩と葛藤描く

第29回東京国際映画祭コンペティション部門でアジアン・プレミア上映され、審査員特別賞、主演のレーネ=セシリア・スパルロクが最優秀女優賞を受賞したアマンダ・ケンネル監督作が、『サーミの血』の邦題で9月16日(土)より公開される。この度、本作の予告編が到着した。

サーミの血

ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの北部に存在する少数民族で、差別的な扱いを受けてきたサーミ人の少女のアイデンティティを描いた本作。主役の少女を演じたレーネ=セシリア・スパルロク自身は純粋な南サーミ人で、普段はトナカイの世話をしながら暮らしている。予告には、社会から迫害を受けるサーミ人の苦悩と葛藤が切り取られている。

サーミの血
「サーミの血」全国共通特別鑑賞券 特典イメージ

また、7月8日(土)より全国共通特別鑑賞券を販売開始。公開劇場窓口とオンライン通販サイト「メイジャー」でご購入の方には「北欧スウェーデンの切り絵作家アグネータ・フロックのポストカード」がプレゼントされる。スウェーデン出身のテキスタイル・切り絵作家であるアグネータ・フロックの作品は、ストックホルム国立美術館をはじめ、多くの美術館に収蔵されている世界的なアーティスト。日本でもNHKの番組で彼女の作品と自然を楽しむライフスタイルが紹介された際、大きな反響を呼んだ。

映画『サーミの血』は9月16日(土)より新宿武蔵野館、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

【CREDIT】
監督:アマンダ・ケンネル
出演:レーネ=セシリア・スパルロク

(C) 2016 NORDISK FILM PRODUCTION

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