永井豪原作のコミック「デビルマン」を『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』の湯浅政明が、新たな映像化に挑戦した「DEVILMAN crybaby」が1月5日(金)より、Netflixにて独占配信される。この度、メインビジュアル第3弾とPV第3弾、場面写真が公開となり、主題歌、追加キャストが発表となった。
1972年より「週刊少年マガジン(講談社)」で連載され、全世界での単行本発行部数が累計5,000万部を記録している、永井豪原作のコミック「デビルマン」。連載開始から45年経っても多くのファンを魅了し、今なお多くのクリエイターに影響を与え続けている原作の世界観をベースに、人間の欲望が渦巻くセクシャルな描写、デビルマンと悪魔たちが繰り広げる激しいバイオレンス描写を、Netflix配信ならではの表現を追求し、新たに映像化することに挑戦している。
物語は、主人公の不動明が、親友の飛鳥了から、地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が復活し、地球を人類から奪い返そうとしていると知らされるところから展開する。悪魔の力と人間の心を持つデビルマンとなった明は、正義を葛藤しながらも人類を救う戦いを始める。主人公の不動明を内山昂輝が、親友の飛鳥了を村瀬歩が、それぞれ声をあてる。監督を『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』で世界を魅了した湯浅政明が務める。
公開されたメインビジュアル第3弾は、キャラクターデザインの倉島亜由美と、デビルデザインを担当した押山清高による共同制作。まず目につくのは、人類を守るためデビルマンとなった不動明と、彼と運命を共にする飛鳥了が浮かべた不敵な笑顔。運命に翻弄され、嘆き苦しむ明と了、そんな原作漫画とは印象が異なる、この笑顔は一体何を意味するのか。背景には原作漫画にも登場するデーモンたちが数多く描かれ、原作へ通じる“世紀末観”を表現している。
主題歌は、電気グルーヴの新曲「MAN HUMAN」に決定。さらに、第9話の特別エンディングとして、石野卓球と七尾旅人のユニット“卓球と旅人”による「今夜だけ」が流れることが決定した。本楽曲は、以前から石野卓球がDJイベントの最後にかけることの多い特別な曲で、本作での起用を機に初の音源化も決まっている。
さらに、本作のフィギュア化が決定。デビルデザインの押山清高が作り上げた迫力をそのままに、原型師に赤尾慎也を迎え、全長750mmという圧倒的なスケールで製作される。
PV第3弾では、一大叙事詩とも言える漫画原作から、不動明と飛鳥了の物語にスポットを当て、原作漫画ファンをあっと驚かせるシーンが垣間見える一方で、初めて「デビルマン」の世界に触れる人には内容が分かりやすく伝わるようシンプルな構成となっている。現代風にリメイクするにあたり創作したオリジナルキャラクターも登場し、新たな解釈、新たなアプローチを予感させる。「愛に泣き、愛を知れ」というキャッチコピーは、湯浅監督をはじめとするスタッフ陣からの熱いメッセージだ。
さらに追加キャストは、潘めぐみ、田中敦子、小山力也といったベテラン声優から、音楽シーンの第一線で活躍している豪華アーティスト陣までを起用。声優初挑戦となるKEN THE 390 は本作に登場するラップ監修も担当している。劇中でどのようなパフォーマンスをするかにも、注目したい。
潘めぐみ コメント
こうして、今、「デビルマン」という作品に携わらせ て頂けることを、とても光栄に思います。思い遣ること、愛することを、惜しみなく…。牧村美樹という一人の女性として、生命を、想いを、紡いでいけたらと思います。繊細かつダイナミックに描かれた世界で、踠きながらも駆け抜けていく彼らの生き 様をどうか見届けて下さい。
小清水亜美 コメント
多くの人が知っている作品「デビルマン」。ストーリーは原作に基づいて、ですが、時代背景、配色、音楽、動き、言葉、それぞれの今だから表現できるものが混ざった結果、これ以上にないバランスのアニメーションになっていると感じました。細かな部分を言葉で表現するのが難しいので、とにかくみて頂ければ…と!
田中敦子 コメント
幼い頃に垣間見たミステリアスなデビルマンの世界。このたび「DEVILMAN crybaby」として新たに 蘇った本作に参加させていただけたことは、私にとって至上の喜びです。永井豪先生の原作と湯浅政明監督のアニメーションが融合し、今までにない世界観を醸し出す「DEVILMAN crybaby」。シレーヌとカイムが織りなすエロティックで大人な愛の形を、皆様にもご堪能いただけたら幸せです。
小山力也 コメント
小学校のグラウンドで、変身ゴッコをしました。「デ〜〜ビ〜〜〜ルッ!!」 給食の時間には、校内放送でエンディングテーマが流れていました。「だ〜〜れも知らない、知られちゃいけ〜〜ない〜〜〜っ。」大学の演劇サークルの溜まり場で、先輩から受け継がれた単行本、繰り返し読みました。シレーヌとの激闘。朝日に映えた勇姿。あの名台詞を言えるとは、なんと言う幸せ。 皆さんも、新たな大人の出会いを是非!!
津田健次郎 コメント
とにかくカッコイイ作品になってます!エロくバイオレンスな世界も、湯浅監督の手にかかると こんなにもポップになるのかと驚きました。僕の役は卑小で嫌な男なのですが、ただの嫌な奴ではなく、癖の強いおかしみのあるキャラクターになるように演じました。原作の持つ力と尖った才能が融合して、スピード感のあるカッコイイ作品になってます!新しいデビルマン、是非体感して下さい!
KEN THE 390 コメント
そこまでやるのか、と最初にお話しいただいた時から興奮していました。原作の世界観を現代で。自分 も物語の一部となれるよう、全力で取り組ませていただきました。湯浅監督をはじめ、たくさんの素晴らしいスタッフの皆さんとご一緒できて幸せです。
ラップ監修について
原作の衝撃的なストーリーを現代で蘇らせるために、日本のHIPHOPシーンを代表するような、 豪華なメンバーと一緒に参加させていただきました。衝撃的なアニメーションとラップが融合して、まだ見たことのないような作品になっていると思います。完成を楽しみにお待ちください。
木村昴 コメント
今回ガビ役で参加させて頂きます木村昴です。まずはじめに、またこうして湯浅監督の作品に呼んで頂けたことに心から感謝しております。そして何より、僕にラップを歌わせて頂き本当に ありがとうございます!しかも日本のヒップホップレジェンドの皆さまと!こんなに嬉しいことはありません。伝説の1ページに携われて光栄な気持ちでいっぱいです。お楽しみに!
般若 コメント
今回、声優初仕事とあって緊張しましたが、蓋を開ければKEN様が書き上げた詩をラップするという作業でいつものレコーディングとあまり変わりは無かったです。木村昴さんのラップや発声、声量には本当に驚きました。僕よりレベル高いので今度バスローブを渡そうと思います。デビルマンにラップの要素が入るというのは斬新だと思います。配信が楽しみです。
AFRA コメント
AFRAです!ヒエ役として参加しています。ヒエはチンピラです。チンピラでビートボックスやる奴です。あんまり喋らんみたいですが、ラップ仲間ばかりでビートボックスばっかりやってるヒエ。ニューヨークに僕がいた頃、英語もままならないから、ビートボックスやったほうが仲良くなるには手っ取り早かった自分と被りました。しかしこのデビルマン強烈な内容です。是非チェック願います!
YOUNG DAIS コメント
日本をそして世界を魅了した永井豪先生の「デビルマン」へ参加させていただける事は、私にとって栄誉そのものであります。今作が声優初挑戦でありますが、"なぜ私なのか?”を突き詰め、らしく、大切に演じさせていただきました。今という時代の中で湯浅政明監督をはじめ、製作陣やキャストの皆様と共に進化を遂げるDEVILMAN、完全にcrybabyだぜ!
「DEVILMAN crybaby」は、1月5日(金)よりNetflixにて独占配信
【CREDIT】
声の出演:内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、田中敦子、小山力也、津田健次郎、KEN THE 390、木村昴、YOUNG DAIS、般若、AFRA
原作:永井豪「デビルマン」
監督:湯浅政明 脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン:倉島亜由美 デビルデザイン:押山清高
ラップ監修:KEN THE 390
アニメーション制作:サイエンス SARU Produced by Aniplex Inc.Dynamic Planning Inc.
公式サイト:http://devilman-crybaby.com/
(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project