榮倉奈々と安田顕がW主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が6月8日(金)に公開される。この度、本作の主題歌をチャットモンチーが担当することがわかった。
グルーヴ感あふれるロック・サウンドと女性の視点から描いた歌詞が同世代女性を中心に幅広い年齢層から絶大な人気を集める2人組ロックバンド・チャットモンチー。2018年7月に完結(解散)を発表している彼女たちにとって、映画タイアップは今回で4作目。純粋で真っ直ぐな想いを清々しく聞かせる彼女たちの楽曲のもつ雰囲気が、ちえ(榮倉奈々)とじゅん(安田顕)の不器用だけれども互いを想い合う関係性と、映画の幸せの詰まった優しい世界観にぴったりとして今回の楽曲タイアップが実現した。
本作のために書き下ろした愛らしさたっぷりのハートフルな楽曲が、ちえとじゅんのオリジナリティ溢れる関係と2人の想い、そして“死んだふり”に隠された妻から夫への秘密のメッセージを、ポップでキュートに表現する。気になる楽曲と楽曲タイトルは後日発表される。
主題歌アーティスト解禁にあわせて、映画の新たな場面写真も解禁。食卓を挟んで榮倉演じるちえが、安田演じるじゅんの頬を両手で包み込む、映画の優しい雰囲気の伝わるハートフルな1枚だ。
チャットモンチー コメント
オファーを受けた時は、好きな出演者の方々で、しかもとても気になるタイトルで嬉しかったです。どの死んだふりも面白くて可愛らしくて、人の家の中には自分の知らない宇宙が広がっているんだなあと感動しました。作った曲には、私たちなりの死んだふりをつめこみました。愛すべき2人の自由さの余韻になれれば最高です。
榮倉奈々 コメント
ポスターからは想像がつかない程、人生についての深いテーマが描かれている映画になっています。しかし、とても温かい気持ちになる映画でもあります。物語の最後に流れるチャットモンチーさんの澄んだ綺麗な歌声に包まれて、足取り軽やかに映画館を後にすることができるような気がします。鮮やかな彩りを加えていただきました。
安田顕 コメント
曲中の“愛する君 自由な君”という言葉が、この映画のヒロインに、しっくりくるのではないでしょうか。チャットモンチーさんのキュートでキャッチーなロックが映画に彩りを与えてくださることに、感謝申し上げます。
李闘士男監督 コメント
橋本さんも福岡さんも、とてもキュートな方でした。で、映画の冒頭シーンを少し見せたら、笑ってくれて、、、それだけもう好きになりました。こうなると、上がってくる楽曲に間違いはないのです。チャットモンチー独特のリズムとメロディーが、チャーミングに映画のエンディングを飾ってくれています。ちょっと変な感じがするのも、この映画と同様に良いのです。
宮前泰志 プロデューサー(カラーバード)コメント
チャットモンチーさんは、独特な世界観を持ち、一曲一曲に全力を出されている印象を持っていまして、映画に出てくる不器用だけれども一生懸命お互いのことを想い合っているデコボコ夫婦の映画にはぴったりだと思いました。完成した楽曲も、お二人の強いメッセージがストレートに刺さる素晴らしい曲です。本作には色々な夫婦が登場します。楽曲を聞きながら、何通りもの愛のカタチについて想いめぐらし、愛おしい気持ちになりました。
2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問から生まれたコミックエッセイを映画化した本作。サラリーマンの夫が帰宅すると、妻が口から血を出して倒れていたり、ワニに喰われていたり、頭に矢が刺さっていたりと、次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”に夫が振り回されていくさまを描く“ほんわかラブコメディ”。
不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを榮倉奈々が、超フツーで冷静なちえの夫・じゅんを、演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕がそれぞれ演じる。主演の2人に加え、⼤⾕亮平、野々すみ花が共演する。監督を『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』の李闘士男が務める。
映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国公開
©2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会