2017年夏に『メアリと魔女の花』を発表したスタジオポノックが、短編アニメーションの制作レーベルとして「ポノック短編劇場」を新設。その第一弾となる『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』が8月24日(金)に公開される。この度、本作のエンディングテーマを木村カエラが担当することが決定。合わせて、映画の予告編が解禁となった。
本作で木村カエラは、エンディングテーマとして新曲「ちいさな英雄」を楽曲提供することが決定。子どもの頃からアニメーション作品と親しみ、子供から大人までが楽しめるアニメーション映画とのタッグを熱望していた木村カエラが、念願の楽曲提供となる。
米林宏昌監督をはじめとするジブリ出身の3人の監督が新天地スタジオポノックで作品を制作するにあたり、映画チーム協力のもと楽曲のイメ ージを作りながら、入念な打ち合わせの中で5月より制作がスタート。 楽曲の中では懸命に生きる子ども、そして彼らを温かくみつめる大人の目線、感情が相互に入れ替わり、軽やかに飛び越えていく楽曲となっている。
木村は「この3作品を手掛けられた、米林監督、百瀬監督、山下監督が関わった作品の大ファンで、いつか自分の曲も一緒に何かできないかとずっと思っていたので、今回お話をいただいて、夢が叶いとてもうれしく思っています」と喜びのコメント。解禁となった映画の予告編では、このエンディングテーマがいち早くお披露目となっている。
木村カエラ コメント
この3作品を手掛けられた、米林監督作品や、百瀬監督、山下監督が関わった作品の大ファンで、いつか自分の曲も一緒に何かできないかとずっと思っていたので、今回お話をいただいて、夢が叶いとてもうれしく思っています。この映画のお話をいただいた時、短編劇場ですが、この映画の短い中にこめられた、それぞれの監督の願いや、映画チームの願いである、“子どもたちから大人まで楽しめるアニメーション映画を作りたい”という気持ちをひとつずつ感じながら、映画チームと何度も打ち合わせを行い、西村プロデューサーと作り上げていきました。
3作品のすべてをまとめるというエンディングテーマなので、映画の大きなテーマをもとに、この映画を観終わった人たちすべての人が笑顔で帰れるような楽曲をつくろうと思い、この楽曲を聴いた、子どもたちがのびのびと生きてほしい、育ってほしいと、私なりの目線で書かせてもらいました。この作品がたくさんの人の元に届くことを願っています。
西村義明プロデューサー コメント
物語も絵柄も作り手も異なる3つの作品を、「ちいさな英雄」というテーマで明るく包む歌が欲しい。声の中に笑顔が見える木村カエラさんの歌声なら、この無理難題に一緒に挑んでもらえるんじゃないか。その思いでエンディングテーマをお願いしました。後日、歌曲が完成したとき「緊張しすぎて泣きました!」と笑っていた木村カエラさんですが、こちらは思わず「すごい!」と唸りました。カエラさんの曲と真っ直ぐな声は、感傷や叙情を軽々と飛び越えて、劇場をキラキラと祝福で満たします。映画館からの帰り道、大人も子どもも思わず口ずさんで空を見上げるような、とても素敵な歌の完成に心から感謝しています。
映画『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』は8月24日(金)より全国公開
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