7月20日(金)に公開される映画『BLEACH』より、原作者・久保帯人からのコメントが到着。アニメ「BLEACH」黒崎一護役・森田成一ナレーションによる特別映像も解禁となった。
「BLEACH」原作者・久保帯人は、映画化に対しての要望に加え、本編に対して「映画としてまとめやすくなるよう伏線を張り替えてあるので原作と違う点は勿論ありますが、沢山のバトルを上手く繋げてストーリーと絡めてあります。スピードとスケール感のあるアクションは日本映画として新しいレベルに到達しています。正直、完成品を観るまでは“気に入らなかったらコメント書かないよ”と言っていました。コメント書けて良かった。どんなものか、是非観に行って確かめて下さい」と絶賛している。
あわせて解禁となった特別映像では、2004年~2012年まで放映され人気を博したアニメ「BLEACH」で主人公・黒崎一護を演じた実力派超人気声優・森田成一が、「一護よ、命をかけて熱く生きろ」と熱いエールを送っている。WEB限定のこの映像では、森田成一のナレーションにのせて、アクションはもちろん、スケール、そして本作で描かれる人間と死神の立場を超えた人間ドラマの魅力に“映画『BLEACH』の極み”として迫っている。
原作者・久保帯人 コメント全文
僕は実は今回の映画には2つの理由から余り大きく関わっていません。1つ目は、佐藤監督が実写として原作のどこを使ってどこを削るのか見てみたい、という気持ちがあったこと。2つ目は、映画の話を頂いた時が丁度連載終盤のストーリーを固めている最中で、時間的に映画にガッツリ関わる余裕が無かったこと。その代わりに、要望を2つだけ出させてもらいました。
1つ目は、キャラクター同士の距離と関係性を原作から変えないこと。2つ目は、キャラクターの感情と行動に齟齬をきたさないこと。結果として、良いものに仕上げて頂いたと思います。映画としてまとめやすくなるよう伏線を張り替えてあるので、原作と違う点は勿論ありますが、沢山のバトルを上手く繋げてストーリーと絡めてあります。スピードとスケール感のあるアクションは、日本映画として新しいレベルに到達しています。
正直、完成品を観るまでは「気に入らなかったらコメント書かないよ」と言っていました。コメント書けて良かった。どんなものか、是非観に行って確かめて下さい。
映画『BLEACH』は7月20日(金)より全国公開
©久保帯人/集英社 ©2018映画「BLEACH」製作委員会