8月1日(水)より公開される映画『インクレディブル・ファミリー』と同時上映される短編アニメーション、『Bao』の映像が解禁となった。
『Bao』は、中国生まれでカナダのトロント育ちのドミー・シーが、自信の母親との関係を元に手掛けたアニメーション作品。ディズニー/ピクサー作品初の女性監督であり、初のアジア人監督が誕生した記念すべき作品だ。さらに、ディズニー/ピクサー作品では初めてとなる“食べ物”を主人公にしており、ホカホカのせいろの中で生まれた肉まんの赤ちゃんが、人間の優しいお母さんの愛情をたっぷり受けて育てられていくさまを描く。
『Bao』は、もともとディズニー/ピクサー作品としてではなく、監督であるドミー・シーが自らの創作活動として始まった。扱うことにしたのは、彼女がアニメーション以外で一番夢中になっているもの、すなわち、食べ物だった。この事についてドミーは「私は食べ物にまつわる昔話も好きです。例えばキュートでちょっと奇妙なジンジャーブレッドマン(ヒト型のクッキーまたはビスケット)。その中国版をやってみたいと思ったのです。そもそも、中国の文化では、家族と食べ物はいつも一体で、中国人は必ず『お食事はされましたか?』と聞くのです。そこで私が大好きなもの、つまり食べ物と、私が個人的に経験したことを盛りこんだものにしようと決めました」と語っている。
映画『インクレディブル・ファミリー』は8月1日(水)より全国公開
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