全世界歴代オープニング興収成績を塗り替え歴史的大ヒットを記録している映画『ジュラシック・ワールド』の日本語吹き替え版に、『桐島、部活やめるってよ』「あまちゃん」の女優・松岡茉優が声優に初挑戦することがわかった。
松岡が担当するのは、恐竜テーマパーク「ジュラシック・ワールド」の総責任者クレア(ダラス・ブライス・ハワード)の甥で、兄のザック(ニック・ロビンソン)とともにパークへ遊びに来た、恐竜が大好きな11歳の少年グレイ(タイ・シンプキンス)役。
それまで本でしか見たことのなかった恐竜たちを目の前にパーク内を隅々まで探検したくてたまらないグレイと、どんな事にも積極的にチャレンジする松岡の好奇心旺盛な姿が重なっていたこと、さらに、少し少年らしさを感じさせる松岡の声がグレイ役にふさわしいことから、今回の起用が決定したという。
日本語吹き替え版キャストは、パークの飼育係で働く主人公オーウェン(クリス・プラット)役を玉木宏が、クレア役を木村佳乃がそれぞれ声を担当するほか、「オリエンタルラジオ」の中田敦彦と藤森慎吾が参加する。
『ジュラシック・ワールド』は、巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ジュラシック・パーク』の迫力を超える壮大なスケールで世界最高のテーマパークを作り上げたシリーズ最新作。キャストには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一躍知名度を上げたクリス・プラット、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードが名を連ね、初の長編作『彼女はパートタイムトラベラー』がサンダンス映画祭で高く評価された気鋭の新人コリン・トレボロウが監督を務める。
遺伝子操作により作り出された凶暴な新種の恐竜インドミナス・レックスが暴走し、2万人の来園者がいる恐竜のテーマパーク内に解き放たれことで、人々がパニックに陥る様が描かれる。
『ジュラシック・ワールド』は、8月5日(水)より全国公開。
松岡茉優コメント
「今回、11才の少年グレイ役で声優に初挑戦させていただきました。
『ジュラシック・パーク』は私が生まれる前に作られた映画で、初めて見たのは小学校低学年の頃でした。何年も前の作品とは思えないほど恐竜の姿がリアルで、とても興奮したのを覚えています。
声のお仕事が初めての私にとって、少年役というのももちろん未知の世界です。
今の子供たちにとってこの『ジュラシック・ワールド』が、私のように「恐竜ってすごい!」と感動を覚える最初の作品になるであろうことを思うと、その子供たちの目線に立つグレイという役を自分が演じきれるのか不安もありましたが、これまで少年役を演じられてきた女優の松たか子さんや蒼井優さんの作品を拝見して、喉の開き方や、少年役として意識すべきところを勉強し、全力でこの役をやってみたいなと思いました。
みなさんはまずグレイの目線で『ジュラシック・ワールド』を体験していく事になると思います。
本当に楽しくて、素敵なシーンばかりです。
『ジュラシック・パーク』を観たことのある方はもちろん、初めて観るよ!という子供たちも、『ジュラシック・ワールド』に遊びに来てください。」
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
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