福士蒼汰が主演を務める映画『旅猫リポート』が10月26日(金)に公開される。この度、劇中に登場する猫&犬の声で 、沢城みゆきと前野智昭の出演が決定した。
シリーズ累計40万部突破の有川浩原作の同名ベストセラー小説を映画化した本作。物語は、心優しい青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところから始まる。主人公・悟を福士蒼汰が、愛猫・ナナの声を高畑充希が担当。監督を『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などで知られる三木康一郎が務める。
劇中に登場する猫・モモの声を、「ルパン三世」シリーズの峰不二子役 や、現在放送中のアニメ『ゲゲゲの 鬼太郎』主人公・鬼太郎役などで知られ、声優だけでなくニュースやバラエティのナレーションなどでも幅広く活躍する人気声優の沢城みゆきが演じる。
さらに、劇中に登場する犬・虎丸の声に、アニメ『図書館戦争』の主人公・堂上篤役のほか、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で主人公の若きハン・ソロの吹替えを担当するなど、 アニメだけに留まらず海外ドラマや洋画の吹替えでも活躍する人気声優の前野智昭が決定。
原作者の有川浩が「モモと虎丸は絶対にプロの声優さんに助けていただきたいと思いました。私の中で真っ先に思い出されたのはこの二人。TVアニメ版『図書館戦争』の頃からプロとしての確かな実力と真摯な姿勢で助けてもらっています。」とコメントしている通り、有川浩原作の世界観を見事に声で表現している。
沢城みゆき コメント
意図的に最後まで読まなかった(というかもう読めなかった)本は、これが初めてです。観ていただけたらきっとその理由が伝わるはず…!実写の猫に声をあてるというとっても稀有な機会をいただきました。どんなバランスで仕上がっているのか、鑑賞するのを楽しみにしているところです。
前野智昭 コメント
(本作の声の出演の話を聞いて)非常に嬉しかったです。有川先生の作品は自分の中でもすごく特別なものなので、お話を頂いた瞬間から気合いが入りました。実写の中でも自然と馴染む様な、吹き替えの時に近いお芝居を意識しました。大切なことは実写の中で動物さん達が頑張って表現してくれていたので、その良さを自分が消してしまわぬ様に心がけました。
完成した映画を観ましたが、キャストの皆様や動物たちが本当に素晴らしい表現をしており、原作を読んでお話を知っていても泣いてしまいました。大切なものを大切にしよう、と改めて思わせてくれる作品だと思います。
映画『旅猫リポート』は10月26日(金)より全国公開
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社