松崎洋原作のバスケットボールを題材とした青春小説を、志尊淳主演で実写映画化した『走れ!T校バスケット部』より、GReeeeNが歌う主題歌「贈る言葉」のミュージック・ビデオが解禁となった。
本作は、強豪私立・白瑞高校のバスケットボール部で激しいイジメに遭い自主退学した田所陽一が、編入した多田野高校の“弱小”バスケ部で個性的なチームメイトと出会い、仲間とのバスケの楽しさを思い出していくさまを描く青春スポーツ映画。田所陽一役の志尊淳、キャプテン・矢島俊介役の佐野勇斗をはじめ、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太(劇団EXILE)、鈴木勝大、阿見201、YOU、椎名桔平、真飛聖、竹中直人らが共演。竹内涼真、千葉雄大が友情出演する。
GReeeeNの「贈る言葉」のミュージック・ビデオは、この映画『走れ!T校バスケット部』のスピンオフストーリーとして制作されたもの。志尊は映画で演じる陽一役で出演。脚本も映画と同じく徳尾浩司が担当。ロケ場所も映画と同じ舞台、旧足利西高校(栃木県)で撮影された。
このミュージックビデオに武田鉄矢が校長先生役で出演。武田は映画本編には登場しない、ミュージック・ビデオでのオリジナルキャラクターとして出演。イジメにあって転校してきた陽一が再び立ち上がるまで、陰ながら見守る校長先生を演じる。曲のタイトルは奇しくも「贈る言葉」。そしてミュージック・ビデオの舞台は卒業式となっている。(※GReeeeN「贈る言葉」は海援隊の「贈る言葉」のカバーではありません。オリジナル曲です。)
今回、武田の出演の経緯は、GReeeeNのリーダー・HIDEの熱い思いがあったという。HIDEは幼少の頃、武田原作の漫画「お〜い!竜馬」に触発され、実家の関西の親元を離れ、中学、高校と高知県で学生生活を送り、そこで音楽活動を始める。(※その後、大学時代にGReeeeNが結成されます。)武田、そして坂本龍馬の存在はHIDEに大きな影響を与え、武田の存在なくしてはGReeeeNが存在しなかったかもしれないほど。
GReeeeN結成以降も4枚目のシングル「人」では、「3年B組金八先生」時代の武田の写真がジャケット写真となり、武田出演の『マルちゃん 赤いきつねうどん/緑のたぬき天そば』(東洋水産)のCMソングとして「緑のたけだ」を書き下ろしたりと、これまでもGReeeeNは武田と縁があったが、この度ついにGReeeeNにとっては念願の、武田のミュージック・ビデオ出演となった。
このミュージック・ビデオは10月31日(水)発売のニューシングルの初回限定盤に収録される。
武田鉄矢 コメント
「今回、坂本龍馬を好きなGReeeeNのリーダーのような青年に出会えたことがうれしいです。GReeeeNとは世代は違うけれども、好意をもってもらえて、先輩としてではなく、仲間として、付き合ってもらえればと思います。GReeeeNの歌は言葉が綺麗ですね、綺麗な水でよく洗っていると思います。彼らは一生懸命、綺麗な言葉を紡ぎ合わせる努力を感じます。音楽のジャンルは違えど、志は一緒です。志尊さんからも新しい匂いを感じました。僕は新しい人たちとその時代ごとに新しい人と付き合ってきましたが、同じく新しい人の匂いのする人です。」
志尊淳 コメント
「小学生の頃、“3年B組金八先生” を見ていて、ロケを見に行っていました。幼少期から見ていた武田鉄矢さんとの共演は緊張しましたが、素晴らしい経験をさせていただきました。
学生時代に野球をやっていた時に、“キセキ”と喜怒哀楽を共にしていたので、今回、映画『走れ!T校バスケット部』の主題歌も書き下ろしていただいて、ミュージックビデオでもGReeeeNさんの曲に自分の映像が流れるのが幸せで夢のようです。
僕たち、映画キャスト、スタッフも全力で『走れ!T校バスケット部』を作りました。そこにGReeeeNさんの「贈る言葉」が加わって、さらにパワーアップしていますので、 『走れ!T校バスケット部』も是非見てください。
GReeeeN コメント
今回、武田鉄矢さん、志尊淳さんに出演いただき、素敵なミュージックビデオになりました。
武田さんともあろうお方が、GReeeeNのミュージックビデオに出演していただけるなんて!冒頭のセリフ、目線一つから心震えます。志尊さんもバスケ未経験者と聞いてびっくり!映画でもミュージックビデオでも素晴らしいシュート、そう、ナイッシューを見せてくれています。
GReeeeNは武田さんと同じく“坂本龍馬”を尊敬する者として、不躾ながら、一方的にご縁を感じております。是非色んな見方でこのミュージックビデオを楽しんで頂いて、この曲があなた様の門出の何かチカラになりますように。
映画『走れ!T校バスケット部』は11月3日(土・祝)より全国公開
(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会