M!LK板垣瑞生が映画初主演『初恋ロスタイム』実写映画化、竹内涼真は「ブラックペアン」以来の医師役

2016年に刊行された仁科裕貴による同名小説「初恋ロスタイム」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)の実写映画化が決定。M!LKの板垣瑞生が映画初主演を果たす。

初恋ロスタイム

主人公の浪人生・相葉孝司は、ある日“世界の人、モノ、車…あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇する。時刻は12時15分。授業中だった孝司だけがなぜか動くことができ、彼は学校を出て街に繰り出すと、自分の他にもう一人動くことのできる少女・篠宮時音に出会う。やがて2人は、毎日12時15分に1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、楽しむようになっていく。だが、その“ロスタイム”には、ある秘密が隠されていた。

初恋ロスタイム

幼い頃母親を病で亡くした経験から「世の中には頑張っても無駄なことがある」ことを早くに知ってしまい、諦め癖のついた無気力な日々を送る浪人生・相葉考司を演じるのは、ボーカルダンスグループM!LKのメンバー・板垣瑞生。映画デビュー作『ソロモンの偽証』で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞し、昨年は映画『響 -HIBIKI-』に出演。2019年も『僕に、会いたかった』(5月10日公開)、『ホットギミック』(6月28日公開)、『超・少年探偵団NEO -Beginning-』(2019年公開)と、既に3本の出演映画の公開を控えている。

ロスタイム中に動く事が出来る少女・篠宮時音には、第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」歴代最年少グランプリを受賞した吉柳咲良。最年少記録でミュージカル「ピーターパン」10代目主演に大抜擢され、その身体能力、瑞々しい演技で注目を集める吉柳は、本作が初めての映像作品への出演であり、映画デビュー1作目という記念すべき作品となる。

2人に遭遇する“ロスタイム”という現象を過去に経験し、この現象の真実を知る重要なカギを握る医師・浅見一生役を竹内涼真が演じる。竹内は、ドラマ「ブラックペアン」(TBS)以来の医師役となる。ほか石橋杏奈、甲本雅裕らが共演する。監督は『俺物語!!』『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』などで知られる河合勇人が務める。

板垣瑞生 コメント


今の時代、好きなものに全力になったり、必死になることってダサいな、だから頑張っても…そんな風に思って頑張る勇気が出ない人がたくさんいると思います。でもこの映画を見て、少しでも今この現実に向き合おうなど…元気が出てもらえればと思います!!そして、新しい恋愛作品にもなってます!時間が止まる中での恋愛ーこれだけ聞いてもさっぱりかもしれませんが、時間が止まる世界って結構夢だったので、映画を通してその世界を追体験してもらえると嬉しいです。

吉柳咲良 コメント


お話をいただいた時、恋する女の子を演じるのは初めてだったのでとてもドキドキでしたが、初めて映画に出演させていただいて、新鮮な気持ちで楽しんで撮影に取り組めました。現実世界と時間が止まった世界の中で色々な感情が交差するとても素敵な作品です!! 是非ご覧ください!

竹内涼真 コメント


短い日数ではありましたが、フレッシュな2人と刺激のある撮影をすることができました。今回の作品は、“もしも高校時代に時間が止まって、止まった世界で運命の人と出会ったとしたらどうなるんだろう?”と想像しながら見て頂くとすごく感情移入できるかなと思います。僕が演じる浅見は「ロスタイム現象」を過去に経験したことがある人物です。どんな風に主人公たちと関わっていくのか、そして等身大の彼らにも注目していただければと思います。ぜひ楽しみに公開までお待ちください。

河合勇人監督 コメント


青春が嫌いだった。鬱屈した浪人時代を思い出すからだ。「初恋ロスタイム」を板垣瑞生さんと吉柳咲良さんふたりの若い俳優ともう一度青春をやり直すつもりで取り組んだ。正統派で爽やかすぎる笑顔で真っ直ぐに演じてくれた板垣さん。はちきれんばかりの若さと初々しさで全力でぶつかってきてくれた吉柳さん。ふたりをしっかりと支えて重しとなってくれた竹内涼真さん。おかげでようやく素直に青春っていいもんだなと心から若さを祝福できた。みなさん、ありがとうございます。

映画『初恋ロスタイム』は2019年9月に全国公開

(C)2019「初恋ロスタイム」製作委員会

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