シェン・トンが主演を務める映画『ペガサス/飛馳人生』の公開日が5月3日(金・祝)に決定。本作が特別上映された中国映画祭「電影2019」のイベントレポートも到着した。
中国映画界が最も盛り上がる春節(旧正月・今年は2月5日)公開作品の中で「超ド級の話題作」として公開され、興行収入280億円を記録した本作。カーレースの世界を舞台に、ぶっちぎりのカーアクションと男たちのプライドをかけた復活のドラマが描かれる。主人公をシェン・トンが演じるほか、共演にホアン・ジンユー、イン・ジョン、チャン・ベンユー、イン・ファンらが名を連ねる。監督は、高校在学中のデビュー小説がベストセラーとなり、2010年にはタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれたハン・ハンが務める。
本作が特別上映された中国映画祭「電影2019」は3月6日(水)に東京で開幕。9日からは 会場を大阪に移して最新映画6本が上映された。大阪でのオープニング作品には『ペガサス/飛馳人生』 が選ばれ、上映に先立つオープニングセレモニーに主演のシェン・トンが登壇した。
舞台挨拶では中国映画祭「電影2019」に参加できたことへの感謝を述べた後、「日本に来てからファンレターをまだ1通しかもらっていません…。(映画を鑑賞した)2時間後にファンが増えていることを期待しています(笑)」と話し、場内を和やかな笑いに包んだ。本編上映後にも再び登壇し、客席との質疑応答も設けられた。
Q:プライベートでもレースが好きと伺いましたが?
シェン・トン(以下S):私はレース界でも有名なんですよ!(笑)ここに車があったら運転してみましょうか? もともと2種類の免許を持っていましたが、映画に出演してから、レースにも参加できる3つ目の免許を取りました。
Q:ハン・ハン監督の演出はいかがでしたか?
S:彼はもともと作家で、ラリーで6回もチャンピオンになった、とても尊敬できる監督です。作品に関する我々2人の考え方は一致していたので、アイコンタクトで分かり合っていました。レースを知らない人にも分かりやすく、同時にレースのプロにも納得してもらえるような作品を目指しました。
Q:レースのロケが行われたウイグル自治区のバインブルクはどんな場所でしたか?
S:羊肉が美味しかったです(笑)。景色は素晴らしかったですが危険な場所も多く、撮影をスタントマンにお願いする場面もありました。蚊が多くて革ジャンの上からでも刺されてしまうのには困りましたね。
Q:中国で大ヒットですね?
S:みんなが頑張ったおかげで大ヒットしたことはとてもうれしいです。今日観てくれた皆さんはSNSなどで、どんどんまわりの人に宣伝してください!
Q:(観客より)撮影で一番印象深かったことは何ですか?
S:撮影後、毎日みんなで屋台の串焼きを食べ歩きしたことです(笑)。
Q:(観客より)中国から来ました!これからも映画に出演していきますか?
S:ファンのみなさんが望むことであれば、バラエティでも映画でも、どちらにも出演していきたいと思います。ありがとうございます!
映画『ペガサス/飛馳人生』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開
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