映画『4月の君、スピカ。』初日舞台挨拶が5日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、キャストの福原遥、佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、鈴木仁、井桁弘恵、監督の大谷健太郎が登壇した。
原作は、小学館「Sho-Comi」にて連載され、累計発行部数120万部を突破した天体部を舞台に巻き起こる甘く切ない三角関係を描いた天体観測ロマンチック・ラブストーリー。運の悪い平凡女子・早乙女星役に福原遥、ちょっぴりチャラめな学年トップの秀才・泰陽役にFANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹が扮するほか、共演に鈴木仁、井桁弘恵、夏目かな、南山あずさ、大原優乃が名を連ねる。監督は、『NANA』『黒執事』などで知られる大谷健太郎が務める。
昨年の9月に長野県で全編ロケを行った本作。公開初日を迎え、「ずっとこの日を待っていたので、本当に幸せな気持ちでいっぱいです!」と福原。W主演を務めた佐藤も「長野に泊まりこんで、ずっと毎日撮影していて、ものすごく仲良くなりました。『やっとだね!』と話していたので、皆さんに観ていただけて嬉しいです」と喜びをあらわにした。
映画にちなみ、「親友と同じ人を好きになったら?」と聞かれた佐藤は「僕は譲ります。友情を大切にしたいタイプ」と回答。福原は「親友とお話します。『(同じ人を)好きなんだ』とちゃんと伝えて正々堂々と…」とコメント。井桁は「好きになった人の意思を尊重しますね。その人の気持ち次第なので」と明かす。
一方で鈴木は「ライバルがいても関係ない。親友と関係が崩れたとしたら、それくらいの仲だったんだなと思いますね」と男らしい一面をのぞかせると、客席からは拍手が起こった。
イベントでは、福原&井桁ペア、佐藤&鈴木ペアになって、原作コミックス第3巻を再現したポスタービジュアルのように毛先を摘まんで指に絡める“つまくる”を生披露。
佐藤は「初めて好きになった人って…俺だよね?(鈴木:うん)ならよかった。僕は鈴木仁の一番星になれたから…」と鈴木に寄り添い、“つまくる”を生披露。その様子に、鈴木は「この画…もちます?」と照れ笑いを浮かべていた。大谷監督から「続編は2人が結ばれてしまうんじゃないか?それくらい良かった!」との声もあった。
さらに、映画の公式Twitterでエイプリルフールに話題となった、“つまくる”を自主練できる「“つまくる”ストラップ」が登場するなど、初日舞台挨拶は大盛り上がりだった。
映画『4月の君、スピカ。』は全国公開中
(C)2019杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会