『轢き逃げ』レビュー紹介|水谷豊監督が“初脚本”で描き出す極限の人間ドラマに「想定の上をいく作品」

5月10日(金)公開の映画『轢き逃げ -最高の最悪な日-』。この度、映画ランド独占試写会参加者から、映画を絶賛するコメントが多数寄せられた。

轢き逃げ
(C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

監督デビュー作となる映画『TAP -THE LAST SHOW-』の圧巻のダンス映像による青春群像劇から一転、水谷豊監督は初となる脚本も担当し、普段他人に見せる事のない“人間の心の奥底”に切り込んでいく本作。主演の2人、中山麻聖・石田法嗣をオーディションで選び、若手注目株の小林涼子・毎熊克哉を起用。檀ふみ、岸部一徳のベテラン勢とともに、密度の濃い極限の人間ドラマを作りあげた。予測不能のサスペンスから深い感動へと誘う展開に、マスコミ向け試写でも「先が読めない」「思いもよらぬ展開に涙した」と絶賛の声が相次いでいる。


隠された“人間の心の奥底”があらわに…
水谷豊監督が“初脚本”で描き出す極限の人間ドラマに「想定の上をいく作品」

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・60歳を超えて水谷豊の映画作りの感性は自由で若い。良くも悪くもインディーズ映画のようにルールに縛られず、だからこそ我々の想定の上をいく作品になった。

・豊さん!あなたの心で描く物語・人物には、一人一人に大きな見せ場があり、監督としての演者に対する愛を感じます!

・水谷豊、壇ふみ、そして岸部一徳の「間の演技」は圧巻。セリフのないところにこそ人間味が溢れる。

・ストーリーも、水谷さんの監督ぶりも気になっていた作品。どんでん返しといい、キャストの良さといい、思っていた以上の驚きでとても良かったです。

・水谷豊さんの枯れた感じの台詞や仕草、小林涼子さんの清楚さが、この物語の中でとても印象的でした。

・「相棒」とは違う水谷豊さんの演技が観れて、やはりすごい役者さんだなと思いました。

・役者さんたちのお芝居に圧倒され、あっという間の127分でした。


予測不能のサスペンスから深い感動へと誘う展開に絶賛の声続々
「目線を変えると周りは怖いものだらけ…」

轢き逃げ

・目線を変えると周りは怖いものだらけのこの世界。そう再認識させてくれた作品でした。

・轢き逃げをしてしまった加害者の心理描写、娘を失った両親の思い、加害者の配偶者の立場など、とてもリアリティがあり感情移入して見ることができました。

・親子愛要素あり、サスペンス要素ありと見応えたっぷりです!加害者側の目線も、被害者側の目線もしっかり描いているからこそ、誰にでも突然起こりうる怖さや、周りの人達の人生が一変してしまう恐ろしさを感じます…

・目の前のことだけ考えて逃げてしまったり、それですぐに後悔して怯えたり、相手より上だと思って優越感を感じてしまったり、大きさは違えど誰もが感じたことのあるような人の心の弱さが巧みに描かれていた。

・被害者、加害者、その周りの関わる人物一人一人の表現も細やかで、どちら側の葛藤も表現も、本当にいくつもの角度から描かれた映画でした!


水谷豊監督「60代のうちに映画を3本撮りたい」
邦画初のドルビーシネマ採用も話題に

轢き逃げ

他にも、「轢き逃げが多発する今の日本にとっては、ちょうどいい警鐘かも。」「エンディング手嶌葵さんの歌うテーマ曲。癒しのように切なく響いた」「邦画初のドルビーシネマ採用という事で、音楽は勿論、車の走る音、人の息づかいまで臨場感があり、音の感覚がリアルに立体的に感じられた。」と多くの高評価レビューが投稿されている。

ストーリーをより豊かに観客に届ける最先端技術「ドルビーシネマ」が、日本映画において初めて採用される本作。水谷監督の「自分が体験した映像への驚きを、多くの人に届けたい」という想いから結実し、話題を呼んでいる。

水谷豊監督は「60代のうちに映画を3本撮りたい」と公言しており、監督デビュー作となった『TAP -THE LAST SHOW-』、初脚本にして極限の人間ドラマを描いた今作と、続く次回作への期待も高まる。映画『轢き逃げ -最高の最悪な日-』は5月10日(金)より全国で公開される。

映画『轢き逃げ -最高の最悪な日-』は5月10日(金)全国ロードショー

公式HP:http://www.hikinige-movie.com/

(C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

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