フル3DCGアニメ『ドラゴンクエスト』安田顕、ケンコバ、山寺宏一ら追加ボイスキャスト発表

国民的RPG「ドラゴンクエスト」フル3DCGアニメーション作品となる映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の新たなボイスキャストが発表された。

ドラゴンクエスト

1986年に第1作が発売されて以来、現在シリーズ累計の出荷・ダウンロード販売本数が7800万本を突破している日本を代表する国民的RPG「ドラゴンクエスト」。現在までに、80を超えるシリーズ作品が発表されている中で、“親子三代にわたって魔王を倒す”“結婚相手を選ぶ”等、大河ドラマのような人生を体感できる作品として、発売から25年以上経った今でも特に愛され続けているのが「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」(1992年発売)。

そのストーリーを原案に、山崎貴が総監督・脚本を担当し、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』として、ドラゴンクエストシリーズ初のフル3DCGアニメーション映画化。監督に八木竜一・花房真、原作・監修に“ドラゴンクエストの生みの親”堀井雄二、音楽にゲームの人気を支えてきたすぎやまこういちの楽曲を使用する。主人公・リュカに佐藤健、2人のヒロイン・ビアンカに有村架純、フローラに波瑠、王子・ヘンリーに坂口健太郎、リュカの父・パパスに山田孝之が声を当てる。

この度、新たなボイスキャストが解禁。まずはパパスに仕え、リュカと共に旅に出るサンチョに“ドラゴンクエスト大好き芸人”ケンドーコバヤシ。魔物の元から逃げ出したリュカとヘンリーを助ける謎の老人プサンに安田顕。フローラの父であり、サラボナの大富豪のルドマンに松尾スズキ。そしてリュカと共に数々の冒険に挑んでいくスラりんに山寺宏一、リュカの母で魔物に囚われているマーサに賀来千香子が決定した。

ケンドーコバヤシ コメント(サンチョ役)


お話を頂いた時、果たして僕の役はフローラなのか、ビアンカなのかと思い、背中に汗が流れた思い出があります。よくよく考えれば、フローラとビアンカ、どっちを選ぶかで同級生が喧嘩をしていたのが良き思い出です。そんな中、ここで再び選択するのかと心臓がバクバク言う中、「サンチョです」と言われ、思わず「良かった」とつぶやいてしまいました。私生活では人の言うことを聞かない僕ですが、サンチョを演じている間は、主人の為ならなんでもする所存です。映画をお楽しみください。

安田顕 コメント(プサン役)


ドラクエ I は、小学生の頃でした。兄がファミコンのコントローラーを握る背中越しに、ブラウン管に広がる世界に夢中になりました。最近、ドラクエX Iにプレステで夢中になる娘の背中越しに、モニターに広がる世界を見つめながら、共有できる喜びを得ました。時代を超えた伝説に参加できることに心より御礼申し上げます。重要なポジションを任せていただきました。心より感謝申し上げます。映画館で観る日が楽しみで仕方ありません。

松尾スズキ コメント(ルドマン役)


若い頃、会社を辞めてプータローを決め込んでいた頃、3畳の部屋でずっぷりファミコンのドラクエにはまっておりました。ファミコンから伸びたニクロム線をテレビのアンテナに巻きつける作業も今では懐かしい思い出です。復活の呪文を書き間違えて、当時の彼女と血で血を洗う喧嘩をしたのも、また懐かしい。まさか、その頃は、それが映画化されて、自分がその出演者になるとは思いもしませんでした。胸熱というやつです。しかし、難しかった。キャラを演じる気恥ずかしさを瞬時に体から追い払うのに力が必要でしたが、楽しかったです。

山寺宏一 コメント(スラりん役)


山崎総監督と八木監督のコンビとは『friends もののけ島のナキ』以来となるのですが、僕はあの作品が大好きだったのでまたご一緒できることをとても嬉しく思っています。「ドラゴンクエスト」は「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」というゲームの中で魔王ジェイムという役を担当させていただいて以来の参加となりますが、世界中で支持されている作品の初のフル3Dアニメーション映画化に参加することが出来てとても光栄に感じています。映像を観てそのクオリティに驚きました、そして、スラりんもシンプルなフォルムなのにとても表情が豊かなので色々な声で演じました。ゲームをずっとやっていらっしゃった方達には夢のような世界がスクリーンで繰り広げられると思いますし、世界中が驚く作品になっていると思います。映画の完成が楽しみで仕方ないです。

賀来千香子 コメント(マーサ役)


ドラゴンクエストは、長い間、幅広い支持を得て、沢山のファンを魅了し続けている特別な作品ですよね。この壮大なストーリーに私も参加させていただける事を本当に光栄に思っています。マーサは"正しい人"という印象です。慈愛に満ち溢れ、ゆるぎない強さを秘め、不思議な能力を持った選ばれた存在—。そういう雰囲気が出せたら…、と思いました。山崎総監督をはじめ、素晴らしいスタッフに見守られ、素敵なキャストの皆様と収録をしているうちに、私自身、何かほとばしるような、不思議な感覚にとらわれました。おかげ様で私にとっても、"特別な作品"になりました。

映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は8月2日(金)より全国東宝系にて公開

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