映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』TOKYOプレミアが11日、都内・恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われ、キャストの窪田正孝、松田翔太、山本舞香、鈴木伸之、白石隼也、知英、マギー、栁俊太郎、監督の川崎拓也、平牧和彦が登壇した。
不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない【喰種】と人間のハーフになってしまった金木研(カネキ ケン/窪田正孝)が、悩み葛藤しながらも人間と喰種の「共存」に向けて闘う姿を描いた本作。カネキの最大の宿敵である喰種・月山習(ツキヤマ シュウ)役に松田翔太、ヒロインの霧嶋董香(キリシマ トーカ)役に山本舞香をはじめ、鈴木伸之、小笠原海、白石隼也、木竜麻生、桜田ひより、森七菜、知英など注目の実力派俳優が続々集結。
脚本は、「東京喰種」TVアニメシリーズ・舞台の脚本を手掛け、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズでも知られる御笠ノ忠次。監督にはCMディレクターとして活躍し、長編映画には初挑戦の川崎拓也・平牧和彦。コスチュームデザインは、CHRISTIAN DADAの森川マサノリが続投。前作より更にパワーアップした製作陣と魅力溢れる衣装の数々にも注目だ。
カネキの最大の宿敵である喰種・月山習を怪演する松田は「最高にド変態な月山を上品に演じました。恋愛映画だと思っていて、とにかくカネキくんを食べたい!と。一目惚れから愛に変わる」とコメント。窪田は「翔太さんがすごいことになっています!!」と太鼓判を押す。月山に狙われる美しいオッドアイモデルに扮するマギーも「オープニングシーンで月山さんの変態度合い・期待度を高められたのではないかなと思います!」と自信をのぞかせた。
約2年ぶりの続編となる今作に、窪田は「今回は新キャラクターとして翔太さん、そしてトーカを山本舞香ちゃんにやってもらって、新しい風を巻き起こしてくれました。前作を観ていない方でも全然楽しめる作品になっているんじゃないかなと思っています」とコメント。撮影後も窪田・松田・山本は親交を深めているようで「その節はお寿司ありがとうございました!」「ごちそうさまでした!」と窪田・山本が松田に感謝していた。定期的に集まっているようで、松田は「すごく爽やかな“恋愛映画”だったので、ギュッと仲が良くなって」と会場の笑いをさらった。
イベントでは、月山の“変態性”にちなみ、キャスト陣の“変態度”が発表された(占い:脇田尚揮)。変態度35%(鈴木伸之のみ)の鈴木は「亜門鋼太郎という役は真面目ですから!僕とリンクしていて、ホッとしています!」とハニカミ。
一方、月山のような変態性を期待されていた松田だが、変態度70%(松田翔太、白石隼也、知英、栁俊太郎)という結果に窪田・山本らから「翔太さんここで出てくるんですか!?なんで!?100%以上だと思うんだけど(笑)」と笑いが。「変であることを楽しめる、明るい変態」と総評されると、松田は「“明るい変態”って喜んでいいのかな(笑)」と笑みをこぼしていた。
残った窪田正孝、山本舞香、マギーの3人は変態度90%と発表される。「真面目そうに見えて隠れド変態の可能性あり。完璧主義で正義感が強い反面、何かを壊したい破壊衝動を内に秘めているはず。よほど心を許した相手にしか、それを明かすことはないでしょう」との解説に、窪田は「あってる!客観的に自分を見えてるってことですもんね!心を許した人にだけってことですから」とコメントした。
イベントでは、本作の主題歌が女王蜂の楽曲「Introduction」に決定したことが発表された。5月に発売されたアルバム『十』に収録されている楽曲で、会場では同曲が使用された映像もいち早く公開された。主題歌を歌う女王蜂は、これまでにもTVアニメ『東京喰種 トーキョーグール:re』にてエンディングテーマ「HALF」を提供しており、「東京喰種 トーキョーグール」に楽曲を提供するのは今回で2作品目となる。
楽曲について、窪田は「すごくポップなんですが、そのポップさの中にどこか狂気があるというか。それが映像にマッチしているので、最後の最後まで席を立たずに浸っていただきたいです!」とコメントした。
映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』は7月19日(金)より全国公開
(C)石田スイ/集英社 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会