“スパイダーマンの親友”ネッド役俳優が初来日、「ほとんどのシーンが実はアドリブ」驚きの撮影秘話

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のBlu-ray&DVDリリース決定を記念し、スパイダーマンこと主人公ピーター・パーカーの同級生であり親友のネッド・リーズ役を演じているジェイコブ・バタロンが初来日した。

Blu-ray&DVD大ヒット祈願イベントには、ジェイコブ・バタロンをはじめ、スペシャルゲストにフリーアナウンサーの宇垣美里が、MCとして映画コメンテーターの有村昆が登壇。 MCの有村がジェイコブを呼び込むと、先にスパイダーマンのスーツアクターが登場。スパイダーマンの手招きによって、ジェイコブが登壇し、一緒にスパイダーマンのポーズも披露した。

今回が初来日というジェイコブは日本のファンに向けて「今日はこのように歓迎していただき、ありがとうございます。皆さんの応援がないと、僕はここにいません」と挨拶。ジェイコブの登場に興奮気味の有村が、本作でジェイコブ演じるネッドのラブストーリーが描かれていることについて質問すると、ジェイコブは「初めてロマンスを演じましたが、相手役のベティを演じたアンガーリー・ライスがとっても素敵な方で、演じやすかったです」と撮影を振り返った。

続けて、本作がソニー・ピクチャーズ史上、全世界興収歴代1位を記録したことをお祝いして、ジェイコブへ日本ならではの贈り物が贈呈されることに。プレゼンターとして、スパイダーマンのカラーを意識したという赤いドレスを身にまとったフリーアナウンサーの宇垣美里が特製のだるまを持って登場。日本式の贈り物にジェイコブは大喜び。マーベルのヒーローが大好きという宇垣はジェイコブに会えた感想を「今回お呼びいただいて、光栄です。ピーターにネッドがいて本当に良かったなと思うんです。今日はお会いすることができて嬉しい です!」と笑顔。ジェイコブは宇垣の歓迎に、日本語で「ありがとう」と感謝の言葉を述べた。

宇垣はジェイコブがネッド役に決まった時の心境について質問をすると、「まさか若くしてこんな大役をいただけるとは思っていなかったので、光栄です」と当時を振り返った。また公式Twitterで募集された質問に答えるコーナー“教えてジェイコブ君”で、「実はアドリブだよ!っていうシーンがあったら教えてください!」という質問には、「ほとんどのシーンが実はアドリブなんです」と驚きの撮影秘話を披露。

今回が初来日というジェイコブは、「秋葉原や渋谷に行って、洋服や玩具をたくさん買いました。特に“ガンダム”や“ドラゴンボール”はお気に入りです。オタクとしては夢のような体験でした!」と、日本のアニメ好きであることを明かすと、これには宇垣も「似たような空気を感じていました(笑)。やっぱり秋葉原は、DVD BOXやフィギュアもたくさんあったりするのでワクワクしますよね!」と反応し、オタクトークに華を咲かせていた。

イベントの終盤では、再度スパイダーマンも登場し、日本式の鏡開きでBlu-ray&DVDの大ヒットを祈願することに。初めての鏡開きに興味津々のジェイコブは酒樽の中に入っている日本酒を舐めてみるなど、日本式のイベントを楽しんでいる様子だった。

最後に、ジェイコブが「本当に皆さん、この作品のファンでいて下さってありがとうございます。Blu-ray、DVDの特典にはインタビューやメイキング、NGシーンなどが入っているので、面白いと思います」とBlu-ray&DVDの魅力をアピールし、イベントを締めくくった。

イベント終了後には、宇垣美里の囲み取材が行われ、記者からジェイコブと初対面した感想を聞かれた宇垣は、「思っているより大柄な方だなと思いました。本当にお優しい方で、ネッドそのままのちょっと飄々とした、でもどこか一緒にいるだけで癒やしてくれるような方だなと思いました」と印象を語った。

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』Blu-ray&DVDは12月4日(水)リリース

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作品情報

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

4.4
2019/6/28(金) 公開
出演
トム・ホランド/ジェイコブ・バタロン/ゼンデイヤ/サミュエル・L・ジャクソン ほか(日本語吹き替え)榎木淳弥/高橋広樹/竹中直人 ほか
監督
ジョン・ワッツ