DC映画『ジョーカー』監督のトッド・フィリップス、“キュート”なピエロと“悪のカリスマ”ピエロを分析

DC映画『ジョーカー』の脚本・製作・監督を兼任するトッド・フィリップスが“キュート”なピエロと“悪のカリスマ”ピエロについて言及している。

ジョーカー
10月4日(金)公開『ジョーカー』 (C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップスが監督を務めるDC映画『ジョーカー』。孤独だが心優しかった男が<悪のカリスマ>に変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描くサスペンス・エンターテイメント。第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、今年一番の拍手喝采とブラボーの嵐と共に8分間のスタンディング・オベーションが巻き起こり、最高賞となる<金獅子賞>を受賞した。映画史上、頂点の人気を誇るヴィランでありながら、誕生した理由やその過去は謎めいたベールに包まれているジョーカー。本作で初めてジョーカー誕生の理由が明らかになる。

IT/イット
11月1日(金)公開『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』 (C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

米Deadlineは、公開後3日間の米国オープニング興行収入を『ヴェノム』の8,020万ドルを上回る9,000万ドルと予測を発表。さらに、11月1日(金)日本公開の『IT/イット THE END “それ”が、見えたら終わり。』も9月13日(金)~9月15日(日)の興行収入が3,960万6,550ドル(約43億円 ※Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)で2週連続1位に輝き、世界中でピエロが席捲中だ。

ジョーカー
10月4日(金)公開『ジョーカー』 (C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助けている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?

ジョーカー
10月4日(金)公開『ジョーカー』 (C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

共同脚本のスコット・シルバーは「アーサーはもともと人を笑わせ、笑顔にすることだけを考えていた。だから、ピエロになり、コメディアンを目指そうとするんです」と母親がつけた“ハッピー”というニックネームに応えるかのようにピエロを生業とし、“ハハ!”という派遣所を通して仕事を受けていたアーサーについて言及する。

その頃のアーサーについて、脚本・製作・監督を兼任するトッド・フィリップスも「ピエロに対して、怖いという感情を抱く人がいるけど、そういう人が観てもアーサーのピエロは決して怖くはないよね」と小児病棟で歌って踊って病気の子供たちへ笑顔を届けるアーサーのピエロについて、『IT/イット THE END “それ”が、見えたら終わり。』のピエロ:ペニーワイズとは異なり、キュートなピエロだと言及する。

ジョーカー
10月4日(金)公開『ジョーカー』 (C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

だが、そんな可愛いピエロのアーサーも、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーへと変貌してしまう。「アーサーがどうしてジョーカーになってしまったのかは、ひとつやふたつの出来事のせいにはできないと思う。映画に出てこない出来事も関係していると思うし、あらゆる要因が関係しているんだ」とアーサー=ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスは分析する。

ジョーカー
10月4日(金)公開『ジョーカー』 (C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

このフェニックスの言葉を裏付けるようにフィリップスは「アーサーからジョーカーに突如として変貌することは決してありません。ホアキンの演技は緻密な計算の上に成り立っているんだ」と明かす。その2人の共通する解釈については、撮影中も緊密に連絡を取り合い、アーサーのキャラクターを掘り下げたことにある。2人の話し合いは撮影現場でも、そして1日の撮影が終わってからも続いた。

「その日の撮影が済んだあとは、電話やメールで翌日のシーンのことを何時間もかけて相談したんだ。週末は直接会って、平日に撮った分を検証したよ」とフェニックスは振り返る。「そんな話し合いを通じて、トッドと一心同体になった気がしたんだ。自分がアイデアに詰まったら、相手が知恵を絞ってくれるとお互いに思えたからね。充実感でいっぱいだったよ」とフィリップス監督は信頼できるパートナーだと明かしている。

映画『ジョーカー』は10月4日(金)より全国公開

(C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”

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作品情報

ジョーカー

ジョーカー

4.2
2019/10/04 (金) 公開
出演
ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ ほか
監督
トッド・フィリップス