東京国際映画祭で11年ぶり! “コンペティション部門”に邦画3作品

10月22日開幕の第28回東京国際映画祭。この映画祭の顔となる“コンペティション部門”で、日本映画3作品が決定した。これは実に11年ぶりの快挙となる。
1作品目は、パリが愛した日本人画家・藤田嗣治の知られざる半生を、『泥の河』『死の棘』『眠る男』の小栗康平監督が日仏合作で描くFOUJITA。フジタ役にオダギリジョー、妻の君代役を中谷美紀が演じている。静謐な映像美で魅せるフジタの世界は、小栗監督の妥協なき美学を具現化している。昨年フェスティバル・ミューズを務めた中谷美紀が語った「いつか女優としてコンペティション部門で映画祭に戻って来たい」という願いは一年で叶った形となった。


配給:KADOKAWA
監督:小栗康平
キャスト:オダギリジョー、中谷美紀、アナ・ジラルド
©2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション

 

さようなら2作品目は、人間と本物のアンドロイドが実際に共演する画期的なプロジェクト、アンドロイド演劇「さようなら」を完全映画化した『さようなら』。監督の深田晃司は、2010年『歓待』が東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門の作品賞を受賞。2013年『ほとりの朔子』で再び東京国際映画祭に出品、ナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞をダブル受賞と躍進中。この才気溢れる新鋭監督が、本作で今まで見たこともないような日本映画を完成させ、今後さらに要注目の監督となっている。


配給:ファントム・フィルム
監督:深田晃司
キャスト:ブライアリー・ロング、新井浩文、ジェミノイドF
©2015 「さようなら」製作委員会

 

m_zangeそして3作品目は、小野不由美の傑作小説を映画化した『残穢【ざんえ】住んではいけない部屋。監督には、今年ヒットした『予告犯』を始め、『ゴールデンスランバー』『ジェネラル・ルージュの凱旋』など次々と傑作を生み出してきたヒットメーカーの中村義洋。自分が住む部屋の前の住人は、どんな人だったのか?からみ合う謎と、その先に待つ衝撃の結末……。人気実力派女優の竹内結子と橋本愛が初共演し、ふたりの演技も見所の戦慄のリアルミステリー。


配給:松竹
監督:中村義洋
キャスト:竹内結子、橋本愛、佐々蔵之介
©2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会

 

まさに三者三様、日本代表として良質かつ豪華な3作品が出揃い、東京国際映画祭という国際的舞台で日本の才能達が競い合う。
第28回東京国際映画祭
■開催期間:10月22日(木)~10月31日(土)
■会場:六本木ヒルズ(港区)、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿他

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で