映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のBlu-ray&DVDが2020年1月10日(⾦)にリリースされる。クエンティン・タランティーノのインタビュー動画が到着した。
ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作。リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)はスタントマンかつ親友でもある。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた2人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。そして、1969年8月9日。それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。
クエンティン・タランティーノによると、エンドロールには仕掛けがあるという。レオナルド・ディカプリオが演じるピークを過ぎたテレビ俳優リックが1950〜1960年代に出演していた(という設定)「賞⾦稼ぎの掟」。そのスポンサーだった“レッドアップル”のCMにリックが出演している映像が流れる。
また、タランティーノが尊敬する日本映画監督の一人、本多猪四郎監督へのオマージュもあるという。「ドライブイン・シアターのシーンはミニチュア模型で撮影している」というタランティーノは、本多猪四郎の撮影方法への賛辞だと言い、また、特殊効果のジョン・ダイクストラから「費用がかかるし、誰も気づかない」と反対された際には、「君と僕は気づくだろ?」と説得したことを明かしている。
本作は、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという、ハリウッドを代表するトップスターが初共演を果たしたことでも話題となった。ブラッド・ピットとは撮影前に、役について話をしたことを振り返り、お互いが参考に⾒せたかった映画が同じ作品だったと話す。また、レオナルド・ディカプリオが、台本では“カッコいい感じ”のシーンを、“ふざけてみよう”と提案してきたため、最高のシーンとなったことも明かしている。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』Blu-ray&DVDは2020年1月10日(⾦)リリース
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