『グッド・ボーイズ』特集|初キスなるか!?“オトナの世界”に好奇心が止まらない少年たちがやりたい放題!抱腹絶倒の青春コメディ

6月12日(金)公開
映画『グッド・ボーイズ』特集

グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

全米で公開されるやいなや『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』をぶっちぎって初登場1位に輝き、累計興行収入120億円を超えるモンスターヒットを記録した青春コメディ映画『グッド・ボーイズ』が、6月12日(金)より全国公開される。

セス・ローゲンをはじめとする『ソーセージ・パーティー』の製作陣が、『ルーム』『ワンダー 君は太陽』で知られる天才子役ジェイコブ・トレンブレイを主演に迎えて贈る、スーパーハチャメチャ冒険ムービーに、きっと誰もがハートを鷲掴みにされること請け合いだ!

「向かうところ敵なし!」…のはずだが、実は奥手な「ビーンバッグ・ボーイズ」
グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

物語の主人公は、小学5年生から6年生に進級したことに妙なプライドを持つ「ビーンバッグ・ボーイズ」こと、おませなモテ男子のマックス(ジェイコブ・トレンブレイ)と、バカ正直で正義感が強いルーカス(キース・L・ウィリアムズ)、そしてワルを気取るも実は天使の歌声を持つソー(ブレイディ・ヌーン)から成る、無敵の親友3人組。

ある日、マックスは同じクラスのイケてるグループから“初キス・パーティー”に誘われる。気になるあの娘も参加すると知っては、もちろん断る理由はない。ルーカスとソーをそそのかして3人で乗り込む決心をしたものの、実はキスの仕方も知らない彼らは「このまま参加したらダサいことになる……!」と焦りだし、目一杯背伸びをしながら「初キス成功」に向けてあの手この手でリサーチを開始する。

◆「初キス成功」を目指す大作戦のはずが、オトナも巻き込みとんでもない展開に…!?
グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

まずは家にあった“心肺蘇生人形”でマックスがキスを試すも、人形がどう見てもラブドールにしか見えない……。今度はパソコンの検索サイトに「ポルノ」と打ちこんでみると、彼らの理解の範疇を超えた恐るべきエロ動画が飛び出し、「口にはキスしてなかった……!」と驚く始末。

グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

さらにはマックスの父親が大事にしているドローンを勝手に持ち出し、隣に住む年上のハンナと彼氏のキスを盗撮しようと試みるも、あっさりバレてドローンを没収されてしまうのだ。ピンチを切り抜けどうにかドローンを取り返そうとするが、予期せぬトラブルが続出。隣町までの小さな冒険をすることになるのだが、そこでお互いの価値感の違いにぶち当たり、絶交の危機に直面するマックスたち。果たして「ビーンバッグ・ボーイズ」は固い絆を取り戻し、無事に初キスを経験することができるのか……!?

◆キャラクター設定が秀逸!天才子役たちの名演に感動!
グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

本作における見どころの一つと言えるのが、芸達者なジェイコブ・トレンブレイ、キース・L・ウィリアムズ、ブレイディ・ヌーンの3人が演じる、「マックス」「ルーカス」「ソー」のキャラクター設定の秀逸さ。スクリーンに登場するやいなや、そのまま漫画になりそうなほど表情豊かな彼らの一挙一動にくぎ付けになり、一瞬たりとも目が離せなくなってしまうのだ。イケメンでおませなマックスと、ガタイはいいが真面目過ぎて融通の利かないルーカス、生意気だけどミュージカルの主役を夢見るソーを、それぞれのキャラクターにピッタリな3人が演じたからこそ全米で大ヒットを記録したことは、もはや疑う余地もない。

◆主役なのに観られない……「オトナになるまでお預け!」R指定の問題作
グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

オトナの世界に対する好奇心は旺盛ながらも、キスの仕方さえ知らない初心(うぶ)な少年たちが、思いもよらない“珍騒動”を繰り広げていくさまを、キレのよいポップな映像とノリのよい音楽にのせて綴る、現代版『スタンド・バイ・ミー』とも言うべき本作。とはいえ本国アメリカではアダルトグッズや過激な表現が多数登場するため、見事(!?)「R指定作品」となってしまい、肝心の子役たちは映画を観ることが叶わなかったという、なんともシュールな逸話を残していることからも、“正真正銘の問題作”であることは間違いない。

グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

ちなみに、映画の中にはお上品な人が観たら卒倒しそうになるほど「汚いセリフ」が飛び交うが、実際には「撮影セットの中だけでしか使ってはいけない」という保護者とのルールのもとに、「子役本人たちは意味も解らず口にしている場面も多い」というからご安心あれ!(日本ではPG12指定)

◆いつか彼らが「アレ」の正体を知る日が来たら、こっそり反応を覗いてみたい!
グッド・ボーイズ
『グッド・ボーイズ』 (C)Universal Pictures

とはいえ、いつか彼らが大人になってこの映画を初めて観る機会が訪れたら、ぜひともその反応を覗き見したい衝動に駆られるのは、きっと筆者だけではないだろう。「ヌンチャク」にもなる「ネックレス」だとばかり思い込んでいた「アレ」の正体を彼らが知った日には、恥ずかしさのあまりアタマを抱え込まずにはいられないはずだから。

「オトナの階段」を駆け上がろうとする少年たちの“やりたい放題ぶり”に終始笑わせられながらも、背中合わせの不器用な純粋さと繊細さに胸を打たれて涙しそうになるほど、優れた成長譚としての奥行きの深さも併せ持つ、珠玉の青春コメディ映画『グッド・ボーイズ』。少年時代から思春期に足を踏み入れる「ビーンバッグ・ボーイズ」たちが垣間見せる、ほろ苦くも心温まる友情物語を、ぜひともスクリーンで心ゆくまで堪能して欲しい!(文/渡邊玲子)

映画『グッド・ボーイズ』は6月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

映画『グッド・ボーイズ』公式HP:https://goodboys.jp/

(C)Universal Pictures

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作品情報

グッド・ボーイズ

グッド・ボーイズ

3.7
2020/6/12(金) 公開
出演
ジェイコブ・トレンブレイ/ブレイディ・ヌーン/キース・L・ウィリアムズ ほか
監督
ジーン・スタプニツキー