映画『屍人荘の殺人』Blu-ray&DVD発売に先駆け、ビジュアルコメンタリーの一部が公開となった。
Blu-ray豪華版に収録される神⽊隆之介、浜辺美波によるビジュアルコメンタリーは、本編ダイジェスト映像とメイキングで構成された映像を⾒て、撮影当時を振り返る映像だ。オープンコールからハイテンションで盛り上げる神⽊と浜辺。明智役の中村倫也は、 仕事の都合で欠席となったが冒頭では2人から中村へメッセージが送られた。
本編がスタートすると、撮影当時のエピソードや、当時の思いを次々に明かしてゆく。とても個性的でキャラクターの強い明智を演じる中村の演技について神⽊が「僕の中で、ともくん(中村倫也)自体が“不思議な人”だったから、特に、何の違和感もなかった」と当時受けた印象を明かしたり、浜辺が演じる剣崎⽐留⼦がスパゲッティを頬張るシーンでは、応援上映のように映像に向かって声をかけたり、さらに紫湛荘の支配人役の池⽥鉄洋が登場すると⼤盛りあがりでツッコミを入れたりと、映像を楽しんでいる様⼦が収録されている。
収録を終えて、神⽊は「懐かしかった。映画って撮った時期と公開時期があってこうやってDVDになるっていう期間の間に結構月⽇が流れていますし、(出演者)それぞれの仕事もあったりして、当時は覚えていた細かい思い出とか発言とかって、忘れがちだったする。こういう機会があって、また映像を⾒ると、そのシーンで起こった出来事だったり、言ったこと、すっごくツボに入って笑ったこところとか、全部思い出されて…。撮影がすごく楽しかったですし、笑っている事ばかりだったので、その気持がよみがえってすごく楽しい気持ちになりました。すごく楽しかった」と振り返った。
また、浜辺は初号試写(出演者やスタッフが⾒る試写)が神⽊、中村と違う回だったそ うで「⾒終わった後も途中も、ワイワイ⾒られなかった。だから今⽇、神⽊さんと観ながら、笑ったりとかあーだこーだ言えたりとか本当に楽しかったです。ゆったり、楽しい感じで、共有できたのが嬉しかったです。」と、収録を楽しんだ。
これから映画本編や、このビジュアルコメンタリーを⾒る方への⾒どころを聞くと、「最初に観た時は、自分のお芝居を⾒ていたのですが、今もう1回⾒た時に、(出演している自分でさえも)“あれ、こんな事していたんだ、あんな事があったんだ”と発⾒出来た。DVDでは止めたり戻したり出来るので、是非是非、細かいところまで⾒てもらいたいです」と話した。
浜辺も「小ネタみたいなものがすごく多いので、気になるところとか、ボソッと言ったセリフとか、巻き戻してもう1回⾒てもらうと、もっと深く理解できて、散りばめられた⽊村監督の面白さがもっと感じられる。この作品の“ミステリーだけじゃないところ”を楽しんで頂けると思うので、是非、テレビの機能をちゃんと使って観て頂きたいと思います」と2人とも“⼀時停止”や“巻き戻し”をして細かく⾒ると面白いと勧めた。
映画『屍人荘の殺人』Blu-ray&DVDは6月17日(水)リリース
(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会