新宿K’s cinema、お客様の安心・安全に向けた新たな取り組み「映画館施設内の環境モニタリング+警告灯システム」導入

新宿K’s cinemaが「映画館施設内の環境モニタリング+警告灯システム」を導入。お客様の安心・安全に向けた新たな取り組みを始動する。

新宿K’s cinemaは「お客様に映画を観るための心地良い時間と空間を提供する映画館」というコンセプトのもとに、2004年に新宿昭和館跡地に誕生したミニシアター。2017年に公開した『カメラを止めるな!』では、ロードショー上映館としても大きな話題を呼んだ。新型コロナウイルス感染症による影響下においては、来場者が当施設で安心して過ごせるようガイドラインに基づき徹底した衛生対策を行ってきた。

今回、新たな取り組みとして、3密を回避するために館内の換気状態を可視化するシステム、『室内環境モニタリングセット(株式会社アイエスエイ社製)』を導入。CO2濃度と温湿度を計測し監視するシステムで、これまで以上により確実で効率的な換気対策の実施が可能となる。

これまで、来場者数の制限(密集、密接回避)や衛生管理の徹底、空調システムによる換気、一部窓やドアを開放し、外気を取り入れるなどの対策を行ったうえで、来場者を迎えてきた。だが、換気による密閉防止対策については、数字や視覚で確認することが出来ないため、対応の難しさを感じていたという。そこで、施設内の空気や環境の状態を可視化する必要性を感じ、さまざまな機器やセンサシステムを比較検討した結果、株式会社アイエスエイが提供するシステム「室内環境モニタリングセット」(高性能CO2・温湿度計測センサとゲートウェイ+警告灯)の導入を決定した。

劇場(2か所)、ロビー(2か所)、管理室(1か所)と、人が集まる可能性のある場所計5カ所に、CO2濃度・温湿度センサを付属した計測ユニット(子機)を配置し、親機は管理室に設置。計測データは、親機を介してクラウドに送信され、PCやスマホ、タブレットでいつでも確認出来るようになり、厚生労働省の定める『換気の基準となるCO2濃度の数値』を基に基準の数値を設定した。設定した数値を超えた場合には、メールによる通知や警告灯の『警子ちゃん』によるアラートが鳴るため、換気が必要な場合に確実な対応が可能となった。

室内環境の可視化により、これまで視覚で確認することの出来なかった施設内の換気・管理体制が十分に整った新宿K’s cinema。「新型コロナウイルス感染状況の先行きはまだ見えないものの、新宿K’s cinemaでは、お客様の“安心・安全”を最優先に感染防止策に努め、これからも映画文化の灯を守り続けるための取り組みを行ってまいります。」としている。

<メッセージ 新宿K’s cinema 映写スタッフ 下間 健司>


管理室で、モニタリングシステムと警告灯の『警子ちゃん』がいつも監視してくれているので、システム導入後は、スタッフ一同、今まで以上に安心してお客様をお迎えすることが出来るようになりました。また、2月19日から、インターネットでチケットの購入が出来るサービスもスタートしています。これからも映画館の快適な空間づくりを目指し、お客様に喜んでいただける映画を上映し続けて参ります。

新宿K’s cinema:https://www.ks-cinema.com/

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