第35回東京国際映画祭が10月24日に東京・日比谷で開幕。コロナ禍で縮小されていたレッドカーペットイベントが3年ぶりに復活し、映画祭に参加する豪華な面々が華やかな衣装で会場に集結した。
トップバッターはガラ・セレクション部門作品『月の満ち欠け』の大泉洋、柴咲コウ。柴咲はデコルテラインが目を引くブラックドレスで登場し、会場を魅了した。
コンペティション部門に選出された『山女』の山田杏奈が、森山未來、永瀬正敏とともに参加。山田の華やかな花柄のカラードレスが観客の注目を集めた。
ガラ・セレクション作品『あちらにいる鬼』の寺島しのぶ、広末涼子は艶やかな和装で参加。豊川悦司もシックな装いで着物姿の二人を引き立てていた。
コンペティション部門の『エゴイスト』からは、主演の鈴木亮平と、共演の宮沢氷魚が出席。共にベルベットの艶やかな装いでファンの声援に応えた。
ガラ・セレクション作品、湊かなえ原作の『母性』で母娘役を演じた戸田恵梨香と永野芽郁がそろって出席し、華やかな衣装を披露。はじける笑顔で仲睦まじい様子を見せた。
コンペティション部門の『窓辺にて』からは、今泉力哉監督と共に、稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナが登場。中村の華やかなシルバーのドレスと、大胆にウエスト部分がカットされたドレスに身を包んだ玉城のコントラストが観客の目を引いた。
2年連続でフェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛は、レースをふんだんに使用したクラシカルで個性的なドレスを身にまとい、笑顔を輝かせていた。
ラストを飾ったのは、オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』に主演する二宮和也。瀬々敬久監督と共に登場すると、一際大きな歓声に迎えられ、笑顔で観客に応えた。
東京国際映画祭は11月2日まで開催される。
(取材・写真:曽根真弘)