男女7人、恋愛群像劇の新たな到達点 『知らない、ふたり』

『サッドティー』(14)で男女の一筋縄ではいかない恋愛模様を描いて注目され、今年の東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門でも大絶賛の声を浴びた、今泉力哉監督最新作『知らない、ふたり』の本予告映像が公開された。

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この本予告映像では、今までベールに包まれていた本作の主人公、7人の男女の姿が次々と登場。冒頭では心を閉ざした靴職人見習いのレオンが、どこか悩みを抱えた青年として異彩を放つ。彼に恋する同僚の小風。そして彼女に一目惚れするサンス。

この三角関係の話だけかと思いきや、それでは終わらないのが今泉監督の異色群像劇。サンスの友人ジウは、恋人のソナに、彼女以外の人(日本語教師・加奈子)を好きになってしまったと突然の告白をする。その加奈子は車イス生活の彼氏・荒川との将来に悩み、彼もまた結婚に踏み切れない。観ている人も自分を投影してしまいそうなほど、様々な”想い”を抱えた一歩踏み出せない7人の男女が、レンとソナの予期せぬ出会いをきっかけに、突き動かされ始めるー。
加奈子に名前を呼び止められ、涙を流すレン。果たして彼に何があったのか。果たして7人の男女はどうなってしまうのか。

予告を観ただけで先が気になってたまらない今泉監督の最新作に、恋愛群像劇の新たな到達点を予感させる。

【物語】
人との接点を避け生活している靴職人見習いの韓国人青年・レオンは、ある日公園のベンチに酔っぱらって寝ている女性ソナに絡まれるが、何故か彼女のことが忘れられなかった。レオンと同じ店で働き、彼に思いを寄せる日本人女性・小風。ソナの折れた靴を修理しにきた客サンスは、小風に一目惚れをする。彼はソナの彼氏ジウと共に日本語学校に通っていた。日本語学校の講師・加奈子は、車いすの生活をしている荒川という男と付き合っていたが、ジウは密かに加奈子に思いを寄せている。荒川が車いす生活になった事故に、レオンは少なからず関係していた―。
お互いの想いを”知らない”男女が一歩踏み出したとき、物語は思わぬ方へと進み出す。

2016年1月9日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給 CAMDEN 日活
(c)2015 NIKKATSU, So-net Entertainment, Ariola Japan

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