山田洋次監督の新たな国民的映画が誕生!?  映画『家族はつらいよ』

『男はつらいよ』をはじめ、『たそがれ清兵衛』『おとうと』『母と暮せば』など、50年以上もその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督の、新しい家族映画『家族はつらいよ』がやってくる!

家族はつらいよ

ファンをドキリとさせる『男はつらいよ』を想起させるタイトル。1969年から始まった寅さんシリーズのタイトル『男はつらいよ』は、男であり、女であり、人間であることは、難儀で厄介なことだが、それでも生きていかないといけない。そういう意味で山田監督はつけたという。今回、それと全く同じ意味合いで、この映画に『家族はつらいよ』というタイトルがついた。家族というのは、厄介で、煩わしいけれど、切り捨てるわけにはいかない。そのつらさを何とか切り抜けていこうと、あくせく大騒ぎする。そんな滑稽で不完全な人間を、表現したいと思ったとのこと。

ポスタービジュアルは、家に閉じ込められて所狭しと並ぶ一家のコミカルな表情が印象的。辛くても、笑って泣いて、喧嘩して、なんとか一つの家で生きていこうと奮闘する姿を象徴したデザインに仕上がっている。

山田洋次監督に「最高のアンサンブル」と言われたキャスト8名がどのようなドタバタ劇を繰り広げるのか、想像を駆り立てられ、クスリと笑わせるのは離婚届を口にくわえ苦い表情をした飼い犬・トト。まさに「夫婦喧嘩は犬も食わない」という一家の大騒動が目に浮かぶ。

【ストーリー】
妻よ、笑顔を下さい。夫よ、離婚を下さい。結婚50年を迎えようとする夫婦。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと夫が欲しいものを聞いてみると、妻の答えはなんと・・・「離婚届」!一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動に、子供たちは大慌て。さらに、離婚騒動を解決しようと開かれた家族会議では、全員の不満があちらこちらから噴出!一家の運命やいかに!?

2016年3月12日(土) 全国ロードショー
制作・配給:松竹株式会社
(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で