『イヴ・サンローラン』主演のピエール・ニネが初来日、撮影の様子を振り返る

映画『イヴ・サンローラン』の公開に先駆け、初来日した主演のピエール・ニネが8日、東京・有楽町でサロン会見を行った。満員のマスコミからは役作りや撮影の様子などについての質問が飛んだ。

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映画『イヴ・サンローラン』の公開に先駆け、初来日した主演のピエール・ニネが8日、東京・有楽町でサロン会見を行った。ニネは詰めかけた報道陣を前に、「こんなに取材にきてくれたよ、と写真を送りたいので、皆さんの写真を撮ってもいいですか?」と無邪気な一面を見せ、場を和ませる一幕も。

フランスを代表する国立劇団コメディ・フランセーズに所属しているニネは、舞台の稽古中にジャリル・レスペール監督本人から電話で呼び出され、直接オファーを受けたという。「ビールを飲まないかと誘われて出かけて行ったら、『イヴ・サンローランの映画を撮るんだ』というので、僕はもちろんすぐに出演をお受けして、『ところで僕は誰を演じるの?』と聞いたら、『イヴ・サンローランだ』と。こんなに伝説的で鮮烈で魅惑的な役のオファーがあることはないので、自分はとても幸運だと思いました」と振り返った。
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役作りに充てた撮影前の5カ月間には、iPodにサンローラン本人の声を入れ、1日3~4時間、聞いて勉強したというニネ。「自分とサンローランの共通点を探そうとしました。聖人のような人物を演じるわけですが、『彼だって人間なのだから』と自分との公約的な部分を探したのですが、結果的には全く違う人物なのだと思い至りました。唯一の共通点を言えば、スケールは全く違いますが、若くしてクリエイションの道に入った、若くして自分の道が定まったというところだけは共通しているかもしれませんね。ですから役作りはとても必要でした」と語る。
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本作は、イヴ・サンローラン財団の初公認映画。撮影で使用した本物のモンドリアンドレスは、手袋をした係員が美術品のように扱い、着用したモデルも多くの制限の中で撮影したと明かし、「最後に手袋なしでこのドレスを触ったのは、イヴ本人だったのかもしれないと考えたら、とても感銘を受けた」と当時の印象を語った。
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【Story】
21歳の新進デザイナー、イヴ・サンローランは、クリスチャン・ディオールの死後、後継者として指名され一躍世界の注目を集める。その若き天才は、初めてのコレクションを大成功させ、衝撃的なデビューを飾る。その才能に惹かれた26歳のピエール・ベルジェは、ディナーの席でイヴに出会い、たちまち恋に落ちる。ベルジェはイヴをデザイナーとして独立させ、イヴ・サンローラン社を設立。その関係は2人の運命を大きく変えたばかりでなく、世界のファッションの歴史を変えることになる。しかし一方で、表現者ゆえの孤独とプレッシャーに苦しみ、イヴは薬物やアルコールに依存するようになっていく。

9月6日(土)より、角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほか全国ロードショー
配給:KADOKAWA
公式サイト http://ysl-movie.jp/

(C) WY productions – SND – Cinefrance 1888 – Herodiade – Umedia

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