映画『思春期ごっこ』のスピンオフDVD『水色の楽園』の発売記念イベントが16日、東京・秋葉原のタワーレコード秋葉原店で行われ、主演の未来穂香と青山美郷、倉本雷大監督が登壇。主演の2人は夏らしい浴衣姿で登場し、訪れたおよそ100名のファンと触れ合った。
映画『思春期ごっこ』のスピンオフDVD『水色の楽園』の発売記念イベントが16日、東京・秋葉原のタワーレコード秋葉原店で行われ、主演の未来穂香と青山美郷、倉本雷大監督が登壇した。主演の2人は夏らしい浴衣姿で登場。訪れたおよそ100名のファンに生写真お渡し会を行うなどして触れ合った。
本作は、8月23日に公開される映画『思春期ごっこ』のプロローグにあたり、2人がお互いの夢を知るきっかけになったある一日を描く。振り返ればこの一日からふたりの関係性が変わっていく…という気付きのあるストーリーだ。
本編の『思春期ごっこ』の公開を控え、未来は「撮影が昨年の夏で、その頃はちょうど思春期で反抗期だったので、トゲトゲしているかもしれない」と笑いながら振り返ると、青山も「私も調子に乗っていた(笑)」と“秘話”を明かした。
台本を読んでの感想を聞かれると、未来は「女子中学生の心情を鮮明に描いていて、撮影中も表現できるか不安で悩んでいた」と語り、「女の子は共感できるかもしれないけど男性の方はびっくりするかもしれないのでご了承ください」と加えた。青山も「驚きました。リアルすぎて。嫉妬やすれ違いが細かく描かれている」と、少女たちの繊細で儚い世界が忠実に表現されているさまを語った。
また、スピンオフDVD「水色の楽園」について未来は「本編の映画撮影前に2日間で撮影したので、そこで何かを得ようと必死だった」と明かし、青山は「ほぼアドリブ。ほとんどスポーツでした」と振り返り、ハードな撮影の様子を窺わせた。
最後に、青山は「『水色の楽園』はいろんな見方ができると思う。映画の方は小さなすれ違いが大きくなっていく。女性なら共感できるはず」と作品をPR。未来は「『水色の楽園』は素なのか演技なのかわからない部分も見て、本編前に予習してほしい。本編は、女の子ならではの思春期の思いが詰まっている。映像も綺麗なので、夏の思い出の一つとなってくれたら嬉しい」と作品に寄せる思いを語った。
<DVD概要>
思春期ごっこ スピンオフ「水色の楽園」
発売日/発売中
品番/VPBT-14314
価格/¥3,000+税
収録時間/本編約30分+特典約30分(メイキング)
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【Story】
女子校に通う中学3年生の鷹音(未来穂香)と三佳(青山美郷)は、唯一無二の親友。鷹音は絵の才能を認められ、小説家を夢見る三佳はその絵のモデルを務めている。お気に入りの小説「思春期ごっこ」を読みふける三佳を見つめる鷹音。ある時、三佳は、通い詰めていた図書館で「思春期ごっこ」の作者・奈美江(タカオユキ)と出会う。同じ中学の出身で、在学中に小説を出版した奈美江に強い憧れを抱いた三佳は、次第に彼女との時間を優先するように。置き去りにされたように感じた鷹音の心は嫉妬に満ちていく。しかし、三佳が初めて書いた小説を奈美江に渡したことから、2人の関係性は大きく変わっていく。
配給:アイエス・フィールド
8月23日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
公式サイト http://www.sishunki-g.com/
(C)2014「思春期ごっこ」製作委員会