オーランド・ブルームが7年ぶり来日/『ケープタウン』公開記念記者会見

映画『ケープタウン』の公開を記念して、主演のオーランド・ブルームが27日、東京・赤坂のホテルで記者会見を行った。オーランドは7年ぶりの来日。原宿や渋谷の街を散策して過ごしたことを明かし、日本の“カワイイ”文化についても語った。また、佐々木希がゲストとして登場し、会見に花を添えた。

映画『ケープタウン』の公開を記念して、主演のオーランド・ブルームが27日、東京・赤坂のホテルで記者会見を行った。
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劇中では、仕事はできるが女にはだらしなく酒を手放せない刑事という、これまでにないワイルドな役に挑戦。本作の撮影よりも6週間ほど早く現地・南アフリカに赴いて役作りをはじめたというオーランドは当時を振り返り、「南アフリカで刑事として暮らすとはどういうことか、身をもって体感した。南アフリカでは命の価値が安い。そこでの人々の暮らしの厳しさを感じた」と明かし、「それを直視したくないために、酒やタバコに逃げたのだと思う」と、自らが演じるブライアンの人物像を評した。
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また、『大統領の執事の涙』などで知られる名優フォレスト・ウィテカーとの共演については、「彼は真のアーティスト。人間性や思慮深さなど、素晴らしい人物だ」と評し、「彼とスクリーンを共有できるだけで大変な光栄。もし機会があれば、どんな作品でもいいからぜひまた共演したい」と話した。
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オーランドが来日するのは『パイレーツ・オブ・カリビアン3』のプロモーション以来、7年ぶり。26日に羽田空港に到着した際は、300人のファンが出迎えた。その後の過ごし方を聞かれたオーランドは、「街歩きが好きだから、歩き回って日本食もいただいたよ。少しスイミングも。違う文化に触れるのが好きなんだ」と話し、原宿や渋谷を訪れたことを明かした。日本の“カワイイ”文化について聞かれると「若い世代がユニークなことはとても大切。日本にはほかのどこにもないカルチャーがあり、それが髪型や服装にも表れているよね」と評した。
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また、この日は女優の佐々木希が駆け付け、オーランドに花束を贈呈。『エリザベスタウン』を見て以来の大ファンだという佐々木は、「何度も見てドキドキしていました。(本作では)肉体美にやられてしまいました。仲間や家族との愛が描かれていて、最後まで釘付けになりました」と、はにかみながら感想を述べた。これに対しオーランドは「とてもPRが上手なので、この後のヨーロッパでのプロモーションをお任せしてもいいですか?」と笑顔を見せた。
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【Story】
南アフリカ・ケープタウンで人気の元ラグビー選手の娘が殺された。2人の刑事、ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が事件当夜の少女の足取りをたどると、ある薬物の売人と会っていたことが分かる。その薬物は、最近頻繁に起こる「児童失踪事件」の現場にも残されていたものだった。薬物の恐ろしい成分が明らかになると、一連の事件は組織的陰謀の表層に過ぎないことが分かってきて…。
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配給:クロックワークス
8月30日(土)より、 新宿バルト9ほかロードショー
公式サイト http://capetown-movie.com/

(C)2013 ESKWAD-PATHE PRODUCTION-LOBSTER TREE-M6FILMS

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