鈴木亮平&清野菜名が劇中ラップを再現/映画『TOKYO TRIBE』舞台挨拶にキャストや園子温監督ら豪華14名が登壇

映画『TOKYO TRIBE』の初日舞台挨拶が30日、東京・新宿の新宿バルト9で行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、YOUNG DAIS、清野菜名、佐藤隆太ら12名のキャストと原作者の井上三太、園子温監督が登壇した。間もなく開幕するトロント映画祭への意気込みを語ったほか、鈴木と清野が劇中のラップを再現し会場を沸かせる一幕も。

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映画『TOKYO TRIBE』の初日舞台挨拶が30日、東京・新宿の新宿バルト9で行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、YOUNG DAIS、清野菜名、佐藤隆太、竹内力、叶美香、中川翔子、大東駿介、石田卓也、市川由衣、石井勇気、坂口茉琴ら12名のキャストと原作者の井上三太、園子温監督が登壇した。

総勢14名の登壇者は客席の間を縫って登場。鈴木は「登壇メンバーを見れば分かる通り、とんでもない映画になってしまいました(笑)」と、その個性的な顔ぶれを紹介した。園監督も「こう見ると壮観。どんな映画なの、これ(笑)」「闇鍋のごとく、ごった煮になりながら、それがうまく調和してピースフルな映画になったと思う」と映画の出来を語った。
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YOUNG DAISからラップ指導を受けた佐藤は「ファミレスでキビナゴを食べながら“のりちゃんサイコー!”とか言ったりしました(笑)」と明かし、YOUNG DAISは「この映画のラップは個性がある。戦うシーンで出てくるものがあれば、(佐藤演じる)テラさんのようにおもちゃのように楽しむ場合もある。宝箱のような映画になったと思う」とミュージシャンならではの目線で解説した。

本作は、4日に開幕するトロント映画祭のミッドナイト・マッドネス部門のオープニング作品。鈴木は「“世界よ! こんな映画が作れるものなら作ってみろ!”とも言うべき、園子温にしか作れない映画だと思っている」と語る。園監督は「アジアアクション映画に対抗したかった。ほぼスタントなし。日本でそういうことは本当に珍しいと思う」と自信を見せた。大胆なアクションシーンに挑んだ清野は「即興で作られたシーンもあって、練習ではマットがある状態でしかやったことがなかったから、自分にとってチャレンジになった」と撮影を振り返った。

また、原作者・井上氏が「ラップが聞きたい」とムチャ振りされる一幕も。撮影後、約1年前のブランクをものともせず、鈴木と清野が劇中のラップを見事に再現すると、場内からはこの日一番の拍手が起こった。

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【Story】
近未来の“トーキョー”にはさまざまなトライブ(族)が存在し、そこに住む若者たちは、仲間と街を暴力で支配しながら、お互いの縄張りを守っていた。トライブ間の暴動、乱闘は日々繰り広げられ、同時に互いの力関係は拮抗し、絶妙なバランスで保たれていた。しかし、ある事件をきっかけに、その均衡が崩れ去る。「ブクロWU-RONZ」のヘッドに君臨するメラ(鈴木亮平)と、「ムサシノSARU」に所属する海(カイ/YOUNG DAIS)。メラは、トライブの中でも異常なまでの敵対心を向ける「ムサシノSARU」に罠を仕掛けた。捕らわれた仲間を助けるため、リーダーのテラと、ハシーム、カイは、最危険区である“ブクロ”に乗り込み、メラと対峙する。
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絶賛公開中
公式HP http://tokyotribe-movie.com/
配給:日活

(C) 2014 INOUE SANTA / “TOKYO TRIBE”FILM PARTNERS

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