映画『フルスロットル』の公開を記念したイベントが2日、東京・台場のデックス広場で行われ、ダチョウ倶楽部の3人と、17歳にして“パルクール”の全国大会で2度の優勝に輝いた日本を代表するパルクールの達人、CORKY氏が登場。ダチョウ倶楽部が“パルクール”に挑戦し、見事な“お家芸”を披露した。
映画『フルスロットル』の公開を記念したイベントが2日、東京・台場のデックス広場で行われ、ダチョウ倶楽部の3人と、17歳にして“パルクール”の全国大会で2度の優勝に輝いた日本を代表するパルクールの達人、CORKY氏が登場した。
本作は、昨年の交通事故により不慮の死を遂げたポール・ウォーカー最期の主演作品で、9月6日より全国公開。見どころは、フランス発祥の「走る・飛ぶ・登る」などの動きで壁や柵を乗り越え、道なき道を突き進むアクロバットアクション“パルクール”を駆使したアクションシーンだ。共演のダヴィッド・ベルは、この“パルクール”の共同創始者としても知られる。
イベントでは、日本を代表するリアクション芸人のダチョウ倶楽部が“パルクール”に挑戦。手本としてCORKY氏が“ゲイナー・スウィッチ”と呼ばれる、片足でバク宙をする高度なパルクールを披露。これはCORKY氏の得意技で、連続11回転という日本記録を持っている。
それを見たダチョウ倶楽部の3人は「人間にこんなことできるか!」と驚愕。MCに「じゃあやってみてください」と無茶ぶりされると「できるわけないだろこんなこと!」(上島)、「じゃあ俺がやるよ」(肥後)、「いや俺が」(寺門)、「じゃあ俺がやるよ!」(上島)、「どうぞ、どうぞどうぞ」(肥後、寺門)という見事な“お家芸”を披露した。
その後も、ジャンプするかと思いきや帽子を“くるりんぱ”とまわすなど、結局“パルクール”の実演はできず、代わりにCORKY氏が得意技を披露することに。ダチョウ倶楽部の3人を中腰のまま横に並ばせ、その上を手をつかずに捻りをくわえながら飛ぶ “サイドフリップ”を披露すると、会場からは大きな拍手が送られた。
1年に100本は映画を見るという寺門は、本作を見て「こんなアクション見たことない。ポール・ウォーカーの作品ではこれが一番面白いんじゃないかな」と映画好きならではのコメント。CORKY氏は、ダヴィッド・ベルが劇中で披露するパルクールを「本当にすごい。レベルが違う」と賞賛し「CGやワイヤーを使わない、パルクールアクションを楽しんでください」と作品をPRした。
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【Story】
2018年、デトロイト。“ブリックマンション”と呼ばれる無法地帯では、暴力とドラッグが蔓延していた。腕利きの潜入捜査官ダミアン(ポール・ウォーカー)は、優秀な警察官だった父親をブリックマンションのボス、トレメイン(RZA)に殺され、その復讐に燃えていた。ある日ダミアンは、トレメイン一味に盗まれた最新鋭の中性子爆弾を取り戻すため、ブリックマンションへの潜入を指示される。
9月6日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給:アスミック・エース
公式サイト http://0-g.asmik-ace.co.jp/
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