バンクシーがNYで行ったゲリラ展示に翻弄される人々を追ったドキュメンタリーが3月26日(土)に公開されますね!バンクシーを知らない人もぜひこの機会に映画をみてみてはいかがでしょうか?
”芸術テロリスト”と呼ばれているバンクシーとは何者なのか?何をしたのか?そんな、人を惹きつけてやまない彼についてまとめてみました。
バンクシーとは?
バンクシーは、イギリス・ロンドンを中心に活動している覆面芸術家です。社会風刺的なグラフィティ・アートやストリート・アートを世界各地にゲリラ的に書くという手法を用いています。
企業の商品とのコラボレートなどの依頼等はほとんど断っており、街頭などのディスプレイにこだわって芸術活動をしているのだとか。そのため、ただの落書きと考える市当局の清掃時に消えてしまう例が頻発してるそう。
バンクシーの作品をご紹介!
社会風刺的な要素を取り入れた作品が多く、社会情勢について考えさせられます。
他のアート作品も彼のWEBサイトから閲覧することができるので、ぜひ見てみてください!
悪夢のテーマパーク?風刺であふれる”ディズマランド”も開園
昨年の8月22日から9月27日に開催された、バンクシー主催のディストピア(暗黒卿)・テーマパーク「ディズマランド」。朽ち果てた城、移民船の航行ゲームなど、某有名テーマパークになぞらえたキャラクターやアトラクションがダークサイドに落ちたようなイメージでしょうか。
ディズマランドの公式PR動画はこちら!ちょっとしたホラーですね……。
ドキュメンタリー監督としても活躍!多くの映画祭で受賞
映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010)
様々な才能を発揮するバンクシーですが、ドキュメンタリー監督としても素晴らしいデビューを飾りました。
ストリート・アーティストを追っていた”映像作家”のティエリー・グエッタが映画をつくろうとするものの、全く才能がないことに気づいたバンクシーが逆に彼を主人公として、カメラを回し映像をとった作品。
バンクシーや他のアーティストに触れるうちに、自身にもアートの才能があると勘違いしたティエリーが個展を開くまでの話なのですが、人々がいかにメディアに踊らされてアートを見ているかというのが痛いほど伝わってきます。──「アートとは誰のものなのか?」この問いに、バンクシーなりの答えを教えてくれます。
バンクシーのアートに人々が熱狂!映画は3月26日(土)公開!
映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』(2014)
──あのバンクシーがNYの路上に作品を展示したと発表。突如始まった展示に、作品を求めて人々はNYの路上を駆けまわる……!
【Story】
正体不明、謎のストリートアーティスト、バンクシーが仕掛けた宝探し競争。ニューヨーク、狂乱の1か月!!!2013年10月1日、BANKSYがニューヨークで展示をスタートさせた。告知もなく突然始まったその展示は、毎日1点ニューヨーク各地の路上に作品を残し、場所を明かさず公式サイトに投稿。人々はその作品を求めてニューヨーク中を駆け回るという、ストリートとインターネット上の両方で勃発した「宝探し競争」だった。
渋谷シネクイント、3月26日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/banksydoesny/
配給:アップリンク
いかがでしたか?様々な活動をとおして、アートの可能性を見出しているバンクシー。ぜひ興味を持った方は、映画も観に行ってくださいね!
鑑賞後は映画ランドでレビューもお願いします♪
via:UPLINK/『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
via:boredpanda/Banksy’s Dismaland: Take A First Look Inside Nightmare Version Of Disneyland