歴史上〈絶対悪〉であるヒトラーが現代に甦り、モノマネ芸人と誤解されて引っ張り出されたテレビの世界で大スターになるという大胆不敵なベストセラー小説を映画化した『帰ってきたヒトラー』が6月17日より全国順次公開される。
ドイツ国内で200万部を売り上げ、世界41カ国で翻訳、権威あるタイムズのベストセラーリストでも堂々No.1に輝いた問題作を映画化した本作は、現代にタイムスリップした独裁者・ヒトラーが「不謹慎なコスプレ男」や「モノマネ芸人」に間違われ、テレビやネット社会で大スターになる様をコミカルに描く。
主演は、リアリティを追求するために選ばれた無名の実力派舞台俳優・オリヴァー・マスッチ。ヒトラーに扮した彼が街に飛び込み、実在の政治家や有名人、果ては“ネオナチ”と顔を合わせるというアドリブシーンを盛り込んだセンセーショナルな展開を繰り広げている。解禁されたポスターは、トレードマークの大きな七三ヘア、チョビヒゲの部分には「笑うな危険」の文字があり、すぐ横に立つヒトラーを見比べると思わず笑ってしまうビジュアルに。
映画 『帰ってきたヒトラー』 は6月17日より全国順次公開
【CREDIT】
監督:デヴィッド・ヴェンド
出演:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、クリストフ・マリア・ヘルプスト、カッチャ・リーマン
原作:『帰ってきたヒトラー』ティムール・ヴェルメシュ著(河出文庫 訳:森内薫)
配給:ギャガ
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