シンガーソングライターのmiwaと俳優の坂口健太郎がW主演で贈る映画『君と100回目の恋』の制作が発表された。

『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔がメガホンを取る本作は、ある事故で命を失ってしまう大学生・葵海(あおい)の運命を変えるためにすべてを捧げてタイムリープを繰り返す幼なじみ・陸の一途な想いを軸にしたラブストーリー。陸の未来を守るために自分の運命を決める日向葵海をmiwaが、幼なじみの陸を『ヒロイン失格』やNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など話題作への出演が続く坂口健太郎が演じる。

君と100回目の恋

物語の中核を担うラブソングを描き下ろすmiwaは「音楽も作品の肝になっていて、劇中でバンドを組む設定なので、今ちょうど曲を作っていますが、自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っています」とコメント。「私が演じる葵海は、明るくて、元気で、後先考えずに行動しちゃうところが、自分と似ているところかなと。坂口くん演じる陸に、とても一途に想われていて、自分の人生をかけても守りたいって思われているなんて、本当に幸せ者だなと思っています」と役柄を明かし、坂口との初共演に「とても嬉しいです。私は映画が2本目で、演技経験がほとんどないのでこんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」と意気込みを語った。

また、miwa扮する葵海や仲間たちとバンドを組む坂口は、現在ギターを猛特訓中だといい「ギター初挑戦で、人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。しっかり弾けなくてはならない役柄なので、時間を掛けて頑張りたいと思っています」と気を引き締め、「僕が演じる陸は、全部が完璧でダメなところなんて一つもないように見えます。でも、ずっと葵海のことを一途に想い続ける、好きな子の前ではついカッコつけてしまうという点では、誰もが共感できる普通の男の子だと思います」とコメントした。

本作は2016年5月にクランクイン、2017年2月に公開予定。また、映画の製作と並行して、「(君100)プロジェクト」も始動する。4月28日発売の「週刊ヤングジャンプ」(No.22・23合併号)にて、同タイトルの漫画「君と100回目の恋」(原作:Chocolate Records構成:イナバセリ 漫画:よしづきくみち)の連載がスタートし、秋以降には集英社オレンジ文庫にて、本作の関連小説の出版も決定している。

映画 『君と100回目の恋』 は2017年2月に公開予定

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