映画『ヒーローマニア-生活-』完成ヒーロー上映会が20日、都内・新宿バルト9にて行われた。この日、主演の東出昌大をはじめ、窪田正孝、小松菜奈、船越英一郎、片岡鶴太郎、メガホンを取った豊島圭介監督ら豪華キャストが出席した。サプライズゲストに最強のレジェンドヒーロー・仮面ライダー1号も登場した。
福満しげゆきの人気漫画「生活【完全版】」を実写化した本作は、ヘタレでダメダメなフリーター・中津を中心に、謎の身体能力を持つニートや情報収集能力に長けた女子高生、“若者殴り魔”の異名を持つサラリーマンの4人で結成する自警団“TSURUSHI-MA（吊るし魔）”の活躍を描くアクションエンタテインメント。
大歓声で迎えられたキャスト陣。ヘタレなフリーター・中津を演じる東出は、コメディ作品初挑戦に「映画の撮影っていろんな緊張感があるんですが、この映画は変態で豊島監督も変態。緊張感はもちろんあるんですけど、怒鳴り声とかが一切なく、仲良く楽しい空気間の中での撮影でした」と振り返り、「みんないろんな差し入れを現場に持ってきてくれて。アイスの差し入れがあると、寡黙な職人タイプの窪田君が『イヒェイ！』って急に変わるし、小松菜奈ちゃんはダジャレ言わせたら天才的」と和気あいあいとした現場の様子を明かした。
イベントでは、心理コンサルタント・晴香葉子を迎えて、キャスト陣の「〇〇マニア」からヒーロー像を診断するコーナーが設けられた。豊島監督は「『悪女』マニア」、片岡は「『ヨーガ』マニア」、船越は「『人間』マニア」と答える中、小松は「『古着』マニア」と回答。診断では「マイペースなヒーロー」「インスピレーションが強く、直感や感性で動くタイプ」と発表されると、小松は「どうなんですかねぇ」と首をかしげ、その様子に「まさにそんな感じ」「楽屋でもそうだった」とツッコミが入り、笑いが起こった。
また「『冷たいもの』マニア」と回答した窪田には「とりあえず動いてくれるヒーロー」「自虐的で刺激を好み、無邪気な子供っぽさがある」という診断が。窪田は「キンキンなものが好きですね！頭が痛くなる、それがいいんです」と笑顔を見せた。
東出は「『落語』マニア」と掲げるも、「受け身なヒーロー」という診断に会場からは笑いがこぼれた。「行動的だが冒険は好まないタイプ。喜怒哀楽はあまり出さず、内面でフフッと笑う」と発表されると、東出をはじめキャスト陣も結果に納得の表情。豊島監督は「東出さんは返事をしてくれるけど、心がこもってない。何を考えてるのかわからなかったけど、ようやく秘密がわかりました」とコメント。東出は「友達といるときは『ハハッ』て笑ったりしますが、家でテレビ見ていて面白いときは『フッ』てなりますね」とプライベートな一面を明かした。
イベントの締めのフォトセッションでは、最強のレジェンドヒーロー・仮面ライダー1号がサプライズ登場。東出らが「でかい！」「すごっ」と触り始める中、ライダーファンという窪田は「子供の頃から憧れのヒーローです！」とガッチリ握手。「仮面ライダードライブ」に出演していた片岡には「仮面ライダー純！」と観客から声がかかるなど、大盛り上がりのイベントとなった。
映画 『ヒーローマニア-生活-』 は5月7日（土）より全国ロードショー
【CREDIT】
出演：東出昌大／窪田正孝／小松菜奈／山崎静代（南海キャンディーズ）／船越英一郎／片岡鶴太郎
原作：福満しげゆき 「生活【完全版】」（モーニングKCDX／講談社刊）
監督：豊島圭介『花宵道中』『マジすか学園』
配給：東映・日活共同配給（東映：営業 日活：宣伝）
公式サイト：http://heromania.jp
©福満しげゆき・講談社／映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
