卒業証書に涙…『劇場版 零~ゼロ~』初日舞台挨拶に中条あやみ、安里監督らが登壇

『劇場版 零~ゼロ~』の初日舞台挨拶が27日、東京・渋谷にあるTOHOシネマズ渋谷で行われ、出演する中条あやみ、森川葵、小島藤子らキャストと、安里麻里監督、主題歌を歌うJAMOSAが登壇。監督から花束と卒業証書が送られるサプライズに、主演の中条は感激の涙を浮かべた。

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『劇場版 零~ゼロ~』の初日舞台挨拶が27日、東京・渋谷にあるTOHOシネマズ渋谷で行われ、出演する中条あやみ、森川葵、小島藤子、美山加恋、山谷花純、浅香航大、中越典子、美保純のほか、安里麻里監督、主題歌を歌うJAMOSAが登壇した。

3~4月の寒い時期に撮影が行われたという本作。中条がクランクインした日には雪が残っていたそうで、「雨の降る中、薄いパジャマで山の中をさまようシーンがとても寒かった」と振り返った。過去に『リアル鬼ごっこ3』で安里監督作品に出演したことのある山谷は、「『リアル~』のときに死ぬんじゃないかと思ったけど、今回はあっさりそれを超えて、監督に殺されるんじゃないかと思った」と過酷な撮影を振り返った。
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生徒役の中で最年長の小島が「寒かったけど、弱音なんて吐いていられなかった」と話すと、中条は「お姉さんらしく引っ張ってくれた」と感謝の言葉をかけた。また、唯一の男性キャストである浅香が「現場では緊張してみんなと話せなかった。輪に入りたかったです」と明かすと、森川は「役に入っているのかと思って声をかけられなかった。じゃあ(舞台挨拶の)移動のときはおしゃべりでも…」と気遣いを見せた。

イベントには本作のために主題歌「LOVE AIN’T EASY」を書き下ろしたJAMOSAも登壇。「映画の伝えたいメッセージってなんだろうと考え、いろんな人に憧れて、でも自分を好きになれない子たちに向け、自分を好きになれたらいいよねという前向きな曲にした」とタイトルや歌詞に込めた思いを熱く語った。
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トークの後、安里監督から中条へ卒業証書と花束が贈られるサプライズが。「はじめは主演のプレッシャーに押しつぶされてしまうのではと思ったけど、撮影に入ると顔つきが変わり、水中での過酷なシーンでも『水は得意なんです』と冗談を言った負けん気の強い中条さん。でも、クランプアップの時、ぽろぽろ涙したのを見て、本当はつらかったんだなと感じた。これから素敵な女優さんになってほしい。本当にお疲れさまでした」と監督から温かい言葉が贈られると、中条の目からは涙が。「今日は笑顔で終わりたかったのに。こんな素敵なキャストとスタッフに支えられて、いい思い出ができました」と感謝の言葉を述べた。

最後に安里監督は「ワンカットワンカットこだわって撮った作品。ちょっと変わったホラーなので、ホラーが苦手な人にも観てほしい。観終わったらご家族や友人の方に宣伝してください!」とメッセージを送った。
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【Story】
閉塞感漂う山間の学園寮で暮らすアヤ(中条あやみ)が部屋にこもってしばらくが経ったある日、学園内で事件が起こる。生徒たちが忽然と姿を消し、後日、水死体となって発見された。失踪した少女たちは皆、一枚の写真を見て以来、アヤの幻に悩まされるようになっていた。クラスメイトのミチ(森川葵)はアヤが事件に関係しているのではないかと疑い、部屋を訪ねる。
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配給:KADOKAWA
9月26日(金)より、全国ロードショー
公式サイト http://www.zero-movie.jp/

(C)2014「劇場版 零~ゼロ~」製作委員会

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