映画『オオカミ少女と黒王子』大ヒット御礼舞台挨拶が9日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、W主演の二階堂ふみ、山﨑賢人が出席した。
本作は、恋愛経験ゼロなのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”篠原エリカと、見た目は王子で中身は超ドSの“黒王子”佐田恭也の恋愛模様を描く絶対服従ラブコメディ。
客席袖からのサプライズ登場で会場を沸かせた2人。主演作の大ヒットに二階堂は「たくさんの方に観ていただけてすごく幸せです。この映画は自分にとってチャレンジングな作品で、久しぶりに山崎君ともご一緒できましたし、ほんとに特別な作品になりました」と笑顔。また「ピュアな役は(今まで)少なかったので新鮮でした。エリカというキャラクターが身近な存在になるように意識していたので、(大ヒットして)嬉しいですね」とコメントした。
一方、白のスーツスタイルで登場した山崎。司会者から「今日は白いですね」と突っ込まれ、「黒王子でちょっと黒いイメージになっちゃっていたので、今日は白いイメージで!イメージアップです」とにっこり。本作の大ヒットに「新しいイメージを魅せれたと思います。ふみちゃんとも6年ぶりに共演できて、ほんとにいい時間を過ごすことができました。現場で楽しみながらやっていたものが、大ヒットしたと思うとすごく嬉しいです」と喜び。
また、「男から見てもかっこいいセリフがいっぱいあった」と話す山崎は、「いろんなことを恭也からもらいましたね。好きなセリフは全部ですが、まぁ『うるせー口だな』っていう」と照れくさそうに明かしていた。
山崎のデビュー作以来6年ぶりの共演となったことにちなみ、お互いに感謝を伝える流れになると、声を揃えて「ありがとうございました」としみじみ。二階堂は「本当にその言葉に尽きる。恭也あってのエリカで、山﨑君じゃなきゃできなかったこともたくさんありましたし、いつも楽しませてくれた。すごく刺激になる同じ年の俳優さん、またどこかでご一緒できたら」と真摯に感謝を伝えた。
一方、山﨑は「嬉しい!ふみちゃんありがとう」と恥ずかしそうに感謝を伝え、「僕にとってのデビュー作で共演したのがふみちゃん。6年前なのでまだお互い若かりし頃で、今まで全くジャンルの違うものを役者として作り上げてきた。この作品でまた出会って、いろんなことを教えてもらった。お芝居で掛け合いしてる時も、空き時間で話してる時もすごく楽しい時間を過ごさせてもらって。本当にありがとうという気持ちです」と語った。
イベントでは、本作の大ヒットを記念して“恋愛成就の南京錠”をかける演出も。南京錠には「エリカのようにまっすぐ想える人に 皆様にも出会いがありますように」(二階堂)、「エリカと恭也のような幸せが皆様にも訪れますように」(山崎)とそれぞれ想いを込めた。最後に山﨑は「舞台挨拶は今日が最後。恭也とエリカのように大切なものに気付いた時、素直になって走り出せますように」とメッセージを贈った。南京錠のパネルは新宿ピカデリーにて掲出される。
映画『オオカミ少女と黒王子』は大ヒット公開中
【CREDIT】
原作:八田鮎子「オオカミ少女と黒王子」(集英社「別冊マーガレット」連載)
監督:廣木隆一
出演:二階堂ふみ、山﨑賢人/鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮/菜々緒
主題歌:back number「僕の名前を」(ユニバーサル シグマ)
配給:ワーナー・ブラザーズ映画 公式サイト:ookamishojo-movie.jp
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会