”車の世界”の大冒険を描いて感動を巻き起こしたあの『カーズ』の最新作『カーズ3』について、ピクサーの製作総指揮兼監督のジョン・ラセターがエンターテインメント・ウィークリー紙にその概要を明かした。
ジョン・ラセターは『トイストーリー』シリーズをはじめ、『バグズ・ライフ』『カーズ』の世界観を生み出してきた名監督で知られる。『シュガー・ラッシュ』『モンスターズ・ユニバーシティ』や『アナと雪の女王』『ベイマックス』『ズートピア』、最新作『ファインディング・ドリー』などでエグゼクティブ・プロデューサーとしての顔も持つ。
『カーズ3』について「ライトニング・マックィーン、彼は最高だ!私たちはとても魅力的な新しいキャラクターたちを生み出したし、白熱するレースも用意してある。そして、とても感動的なストーリーなんだ。感情の深いところにふれるあのカーズにちょっと似ている作品だよ」と語る。さらに「本当に特別なストーリー」だといい、「マックィーンとドック・ハドソンとの関係、彼のドック・ハドソンとの思い出について語るとても感動的なストーリーなんだ」と自信をのぞかせた。
なお2006年の『カーズ』ではポール・ニューマンがマックィーンのメンターであるドックの声優を務めていたが、オスカー俳優であるポール・ニューマンが2008年に亡くなった後は『カーズ2』において別の声優によってドックが登場することはなかった。
『カーズ3』は2017年6月16日(金)全米公開予定
参考:http://www.ew.com/article/2016/06/09/cars-3-pixar-john-lasseter-plot