7月7日。
それは、天の川をへだてて離ればなれになってしまった織姫と彦星が一年に一度だけ逢うことのできる日・・・
今回は、そんなロマンティックな 七夕 に観たくなるような映画をご紹介します!
1年後の7月7日にまたここで...
70年代後半の下関を舞台に、日韓高校生の淡い恋と友情を描いた青春ドラマ。両国の関係が現代ほど親密でなかった時代を背景に、17歳の日本人女子高生と韓国人高校生が様々な障害を乗り越え、1年後の七夕の再会を夢見る姿を瑞々しくノスタルジックに綴る。
1977年夏。姉妹都市である下関と韓国・釜山は親善事業として関釜陸上競技大会を毎年交互に開催していた。長府高校の陸上部員・郁子(水谷妃里)は、この年、下関側選手の一人として釜山での大会に出場する。そこで、同じ高跳び競技に出ていた釜山の高校生・安大豪(淳評)と出会う。帰国前夜、安は戒厳令中にもかかわらず、郁子の宿舎まで会いに来てくれた。郁子はそんな安に淡い恋心を抱き、“来年のチルソク(七夕)に再会しよう”と約束を交わす。携帯もメールもない時代、日韓にまたがる恋は前途多難。それでも郁子の初恋をなんとか実らせようと親友たちも懸命に後押しするのだった...…。
日本と韓国の高校生が、携帯やメールもない時代に文通を重ね、言語や国の違いを乗り越え恋を育む姿を、思わず応援したくなります。
そして 七夕 に再会を誓った二人。まさに七夕にピッタリの映画です。
きっといる、運命の人。
トム・ハンクス、メグ・ライアンが二度目の共演を果たした恋愛ドラマ。ケーリー・グラント主演の『めぐり逢い(1957)』がモチーフとなっており、アカデミー賞オリジナル脚本賞部門にノミネートされた。
シアトルに住むサム(トム・ハンクス)は妻に先立たれ、孤独な日々を過ごしていた。その姿を心配した息子ジョナ(ロス・マリンジャー)はあるクリスマスの夜、ラジオ番組で「パパに新しい奥さんを」とリクエストを送る。その流れで無理やりラジオ番組に出たサムは心境を赤裸々に語るのだった。そしてその切ないメッセージを聞き、心を打たれたのは婚約したばかりのボルチモアの新聞記者アニー(メグ・ライアン)だった……。
数千キロも離れた二人の距離が少しずつ近づいて行く様子は、天の川を越えて逢う二人のよう。
サムとアニーが出逢ったように、織姫と彦星が出逢ったように、あなたにも運命の人が現れるかもしれません。願いを込めて、 七夕 に観たい映画です。
いつでも“好き”って言えたのに。
『P.S.アイラヴユー』の原作者としても知られるセシリア・アハーンの「愛は虹の向こうに」をもとに、幼なじみの男女の12間にわたるすれ違いの恋を描いたラブストーリー。
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳からの幼なじみで、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。くだらない話も夢の話も恋の話も、なんでも2人は共有してきた。そして2人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。ところが、ある日、ロージーがクラスで人気の男の子と一夜を共にし、妊娠してしまう。2人は再会を誓い、ロージーは地元に残り、アレックスをボストンの大学へと送り出す。お互いを思いながら言葉にできないままに…。初めて別々の人生を歩むことになる2人。記憶の掛け違い、誤解、恋のライバル、読まれることのなかったラブレター。運命のいたずらに翻弄され、12年間も2人は近づいては離れていく......。
タイトルの通り、あと1センチ、届かない想いが交差するラブ・ストーリーです。
それでも切ないだけじゃなく、ほっこり笑えるところもあって、主人公の二人の友だちとして見守っている気分になるかも?
織姫と彦星のようにふたりは無事に結ばれるのか、二人を応援し、恋への勇気をもらえるような映画です!
あの約束を忘れない・・・
江國香織と辻仁成の人気作家による、女と男の視点から交互に描いたベストセラー恋愛小説の映画化。『シュガー&スパイス 風味絶佳』の中江功が竹野内豊とケリー・チャンを主演に迎え、かつて別れた男と女の二人を、東京、フィレンツェ、ミラノの美しい三都市を舞台に描き出す。
フィレンツェの工房で絵画の修復士を志す順正(竹野内豊)は、順風満帆な生活を送るも、かつての恋人だったあおい(ケリー・チャン)を心のどこかで想い続けていた。ある日、順正はミラノにあおいがいることを知るのだが、彼女は実業家である男性と裕福な生活を送っていたのであった。そして、順正に残された最後の希望は、かつて交わした「10年後にフィレンツェのドゥオーモで会おう」という約束だった……。
順正とあおいの十年後しの約束。色々な事を経験して過ぎた年月も、きっとどんな時もこの約束が二人を結びつけていたのでしょう。
その約束への想いは、七夕の約束のように叶うのか・・・
何年経っても同じ日に、会おう。
『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグが監督をつとめ、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイと『アクロス・ザ・ユニバース』のジム・スタージェスを主演に23年間に渡る切ない男女の恋愛模様を描いた物語。
真面目な優等生エマ(アン・ハサウェイ)と自由奔放な遊び人デクスター(ジム・スタージェス)はお互いに惹かれながらも友達でいることを選び、親友として毎年7月15日に会うと決める。友人としての付き合いを続けながらも、エマは密かにデクスターを想い続けていたが、ある時、デクスターから別の女性と結婚することを告げられ......。
日にちは違えど、二人が23年もの間、1年に1度の逢瀬を重ねるストーリーは七夕そのもの。
ちょっとビターで、切ないストーリー展開に注目!大人向けの「七夕映画」と言っても過言ではないと思います。
いかがでしたか?
今回は 七夕 に観たい映画を紹介しました。
映画からインスピレーションをもらった後は、ぜひ短冊に願いを!
素敵な七夕を過ごしてくださいね☆彡
映画を観たら、映画ランドでレビューをお願いします♪