映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』初日舞台挨拶が2日、都内・シネマート新宿にて行われ、主演の小島梨里杏をはじめ、渡辺佑太朗、清水尚弥、岡本夏美、花影香音、篠田諒、小山莉奈、金子大地、濱正悟、池田和樹、梅村紗瑛、山谷花純、綾部真弥監督が出席した。
原作小説&コミカライズがシリーズ累計60万部突破、アプリゲームもスマッシュヒットの「人狼ゲーム」の実写版。拉致・監禁された高校生たちが、協力しあいながら“人狼”と呼ばれる正体を隠した少数人を見つけ出し処刑する“村人”と、多数の村人たちを騙し、その皆殺しを狙う“人狼”との命をかけた究極の頭脳ゲームを描く。
本作で映画初主演を飾った小島は、初日を迎えての感想を「観てもらいたいという気持ちももちろんなんですけど、今ここに立っていることがドキドキするような、緊張した状態です。初めて主演をやらせて頂いて、ここに立っていることがビックリするくらい緊張しています」と語り、「『人狼ゲーム』の世界観の外でも、生きていることををすごく感じられて苦労しました。皆で撮影をする前にリハーサルがあったのですが、そこで悩んだシーンというのが相馬(渡辺)君に自分の負い目を打ち明けるシーン。そこがリハーサルでも分かっているんだけどできない、何でだろう、という凄い悔しい思いをして皆に見守られながらやっていました。『本番までどれだけ自分を追い詰められるかだよ』って監督からもお言葉を頂いて、自分でも頑張ったシーンです」と撮影時の苦労をにじませた。
綾部監督は「シリーズの第4弾なんですが、主人公が何の“役職”か、人狼なのか、村人なのか明かさずにストーリーを進行するというのは初めての試みだったんです。単純に、主役はいったい何の役職だろう、登場人物が何の役職なのか、どう展開していくのかをなるべく皆さんが推理して頂いて、楽しんで頂きたいというのが一番にありました。その中でこの若い登場人物たちがどうやって次の一歩を踏み出すか、そういう力強さになればいいなと思ってやっていました」と述懐。
最後に小島は「今日が初日となりますが、どんどん広がっていき、みなさんに見ていただから嬉しいです。このスクリーンで生きてた彼らは、本当に今を生きていたと思います。今を大事に生きていきましょう!よろしくお願いします」とアピールし、イベントを締めくくった。
映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』はシネマート新宿ほか公開中
【CREDIT】
出演:小島梨里杏/渡辺佑太朗、清水尚哉、岡本夏美、花影香音、篠田諒、小山莉奈、金子大地、濱正悟/山谷花純
監督:綾部真弥
原作:川上亮「人狼ゲーム PRISON BREAK」竹書房刊
企画・配給:AMGエンタテインメント 公式HP:http://jinro-game.net/
(C) 2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会