『ヤング・アダルト・ニューヨーク』 ジェネレーションギャップを感じる特別映像公開

フランシス・ハ』『イカとクジラ』のノア・バームバック監督最新作『ヤング・アダルト・ニューヨーク』が7月22日より全国公開される。この度、本作の最大のテーマである世代間の「ジェネレーションギャップ」について 監督・キャストが語る特別映像が到着した。

ヤング・アダルト・ニューヨーク

ブルックリンを舞台に、世代の違うカップルたちのモラルや価値観のズレ、成功への夢と野心のぶつかり合いをユーモラスに描き出す本作。ヒップスターたちのライフスタイルと最先端カルチャーを80年代のサウンドに乗せて贈る“迷子の大人たち”の成長物語。“まだイケてる”つもりの40代カップルをベン・スティラーとナオミ・ワッツが、常識に縛られずクリエイティブに生きる20代カップルをアダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッドがそれぞれ演じる。

ヤング・アダルト・ニューヨーク
ヤング・アダルト・ニューヨーク

本映像はベン・スティラーとナオミ・ワッツが同世代の夫婦と4人でレストランに集まるシ ーンからスタート。だが、それぞれが自分のスマートフォンに夢中で下を向いてしまい、見かねた友人が「今はみんなでしゃべる時間だろ?」と注意する一幕が切り取られている。バームバック監督は「人がある年代に達して、時代遅れに気づく過程を描きたかった」と語り、「テクノロジーがギャップを生むんじゃないかな」と分析している。

ヤング・アダルト・ニューヨーク
ヤング・アダルト・ニューヨーク

一方で、アダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッドら若い世代がLPレコードやVHSテープ、タイプライターなどレトロなカルチャーを愛用。“生の体験”を大事にする様子を皮肉たっぷりに描いている。このシーンについては「僕もレコードが好きだったことを思い出したよ。その頃の気分に立ち返る必要があった」としみじみ振り返っている。

映画『ヤング・アダルト・ニューヨーク』は7月22日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開

【CREDIT】
監督:ノア・バームバック
出演:ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッド
配給:キノフィルムズ

© 2014 InterActiveCorp Films, LLC.

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