『TOO YOUNG TO DIE!』宮藤官九郎、神木隆之介の演技を絶賛「急にバカになる」誕生日サプライズにはグループ魂・三宅弘城も祝福！

2016年7月19日

映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』大ヒット記念舞台挨拶が19日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われ、清野菜名、皆川猿時、宮藤官九郎監督が出席した。

本作は、宮藤官九郎が豪華キャストで贈る世界初“超地獄級”コメディ。まだキスもしたことがない、不慮の事故でホンモノの地獄に落ちた17歳の高校生・大助を、地獄専属ロックバンド・地獄図（ヘルズ）を率いる“赤鬼”キラーKの鬼特訓が襲う！生き返りを賭けた大助の地獄めぐりを描く。

6月25日の公開から3週間程で、約12億円の興行収入を記録した本作。イベントでは、観客とのQ&Aコーナーが設けられ、地獄図と敵対するガールズバンド「デビルハラスメント」のメンバー、じゅんこを熱演した皆川に「ハマリ役でしたか？」という質問が。皆川は「女ね、とにかく恥ずかしかった！一番恥ずかしかったのが衣装合わせのとき。ずーっと不安な気持ちでやってましたよ。だからハマらなかったですね」と話し、宮藤監督は「現世の方がね、衣装合わせのときみんなで見るんですけど、『見ないで…見ないで』って（笑）」と裏話を暴露した。清野も「地獄のときのじゅんこさんしか会ってないんですが、強烈！足の毛がなくてびっくりしました」と笑顔を見せていた。

また、「宮沢りえさんと中村獅童さんには、どうオファーしたのですか？」という質問が飛ぶと、宮藤監督は「普通に台本渡して、『これが君の役だ』ってマーティン・スコセッシのように言いましたよ。獅童さんには自分から言えず、後から『喜んでやらせていただきます』『なおのこと、頑張らさせていただきます』ってメールが来ましたね」と答えていた。

地獄図のベース担当・邪子を演じる清野には、「派手な特殊メイクはいかがでしたか？」という質問が。「やりがいがあって楽しかったです！」という清野は、「血のりとかも結構好きなので、自分が思いっきり変装できる役は、今回やってみてすごく楽しかったですね」と撮影を振り返った。さらに、皆川に対し「日本アカデミー賞で助演女優賞あるんじゃないですか？」と絶賛のコメントが飛ぶと、会場からは爆笑が起こり、皆川は「助演女優賞だったらいただきます！」と自信。宮藤監督は「毎年5人くらい選ばれる中で、隣誰だろうね？もし取ったら次の年プレゼンターだよ！でも嬉しいかな、和田アキ子さんが白組で紅白出たみたいな」と妄想を膨らませ、「でも他の賞も欲しいですけどね（笑）この人だけ助演女優賞取ったら、『何のために映画作ったんだ』って思います」と笑いをとった。

さらに、本作の「笑っちゃうシーン」を聞かれた宮藤監督は、「清野さんが『お前地獄に落ちる様子満載だなっ』って言う時の神木くん。あんなバカになることあるんだってぐらい急にバカになるんですよ（笑）」と笑顔を見せた。

イベントでは、本日7月19日に46歳の誕生日を迎えた宮藤監督へ特製ケーキのサプライズが。清野は「お父さんと同じ年！しかも今日！」と驚くと、宮藤監督も「まったく一緒だね！」と喜んでいた。さらに、マスコミに混じって潜んでいた、宮藤監督も所属するバンド・グループ魂の三宅弘城もサプライズで祝福。お手製の幕を手渡すと、宮藤監督は「怖いな〜！ストーカーだったら触れちゃいけないヤツだった（笑）ありがとうございます！」と満面の笑みを浮かべていた。