映画『キング・オブ・エジプト』公開アフレコが20日、都内・アバコクリエイティブスタジオにて行われ、Kis-My-Ft2の玉森裕太、女優の永野芽郁が出席した。
本作は、神と人間が共存する世界で繰り広げられるエジプトの王座をかけたバトルを描く体感型冒険スペクタクル・ムービー。奪われた恋人を救うために立ち上がった盗賊ベックが、古代ピラミッドの迷路に迷い、スフィンクスに謎をかけられ神々に翻弄されながら、<神の眼>を盗み出し、エジプトの天下取りに奮闘する。
エジプトの神々に翻弄されながらも、持ち前の明るさと、お調子者でひょうきんなキャラクターでどんどん仲間を増やし、奪われた恋人の為様々な困難に立ち向かう盗賊の青年ベックを演じる玉森。吹き替え初挑戦に「何もかもが初。特にアクションシーンは苦労したんですが、一つ良い経験になりました」と充実感をのぞかせ、「息づかいとかリアクション、普段使わないような声を出すのが難しかったですね」とアフレコを振り返った。続けて、「映画の吹き替えとして、参考に『ファインディング・ニモ』を観ました!普通に楽しんじゃって(笑)でも何か吸収できたと思います」と報道陣から笑いをとった。
永野も初の声優挑戦に「すごく緊張はしたんですが、自分が声を当てたものを観て嬉しかったです」と笑顔を見せ、「距離感によって声の大きさとかを変えるのが難しかった。何度も何度もやり直しました」と振り返った。また、「私も参考に映画を観たんですが、『〜だわ』というところを、エマ・ワトソンさんの喋り方をイメージしてやってました」と明かした。
一方、自身の役どころについて聞かれた玉森は「ベックは盗賊なんですが、おちゃらけていて怖いもの知らず。僕は勇敢でもないし、おちゃらけてもいない。似ているところが一個もないので、演じていて新鮮でした」とコメント。永野は「ザヤは優しくて芯があって、ベックの恋人でありお母さんのような素敵な女性です」と語り、自身の似ているところも聞かれるも、「ないですね…でも、ザヤみたいに恋人を想いやれる芯のある女性になりたいです」と期待を込めた。また、玉森との共演に「アフレコ中の玉森さんの声はベックにしか聞こえなくって、そのおかげで自分自身もザヤになれた気がするので、すごく助かりました」と感謝していた。
また、本作のストーリーにちなみ、「神様の能力を手に入れることができたら?」という質問が。玉森は「飛べるのも魅力的だし、あとカッコ良く走れる能力。僕ちょっと“走り方”がコンプレックスなので、もしあれば『カッコ良く走れる能力』が欲しいですね(笑)」と告白。永野は「まだ高校生で、学校のテストとかいっぱいあるので、知恵?知識が豊富な能力が欲しいです!もしあったらテストで100点バンバン取れるので」と無邪気な表情を見せた。
さらに、「夏休みの予定」について玉森は「夏休みはライブですね。あとサーフィンが好きなので、サーフィンしに行ったり。色白ですけど(笑)」と笑顔を見せ、一方の永野は「いっぱいあります!友達と浴衣着て花火大会行く約束してて、あと旅行の行くし、プールも行くし、遊びまくりです!」と夏休みが待ち遠しい様子で語った。
映画『キング・オブ・エジプト』は9月9日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国超拡大公開
【CREDIT】
監督: アレックス・プロヤス
出演:ブレントン・スウェイツ、ニコライ・コスター=ワルドー、コートニー・イートン、エロディ・ユン、チャドウィック・ボーズマン、ジェラルド・バトラー、ジェフリー・ラッシュ
配給:ギャガ
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