映画『キング・オブ・エジプト』吹替版完成披露イベントが2日、都内・イイノホールにて行われ、Kis-My-Ft2の玉森裕太、女優の永野芽郁が登壇した。
本作は、神と人間が共存する世界で繰り広げられるエジプトの王座をかけたバトルを描く体感型冒険スペクタクル・ムービー。奪われた恋人を救うために立ち上がった盗賊ベックが、古代ピラミッドの迷路に迷い、スフィンクスに謎をかけられ神々に翻弄されながら、<神の眼>を盗み出し、エジプトの天下取りに奮闘する。
この日、劇中に登場する巨大スフィンクスの1/5スケールの模型がそびえ立つ会場に、金色のスーツで登場した玉森は、吹替初挑戦に「すごく難しかったですね。表情もそうですが、やっぱり体の動きも通用しないので、高江だけっていうのは本当に苦労しましたね」と振り返った。また、完成した作品を観て「自分の観るのすごい苦手なんですよ!痒くなっちゃう(笑)だからちょっと細目で…出てないんですけど」と観客から笑いをとった。
玉森扮する主人公・ベックの恋人ザヤを演じる永野は、巨大スフィンクスを前に「1/5でこの迫力、実際に出てきたら気失いそうです」とにっこり。一方、出演が決定した時のメンバーの反応を聞かれた玉森は「宮田が異常に喰いついてましたね!やるんだって話した時に『おめでとう』って言った途端『え、声優さん誰出るの?』『パンフレット見せてよ!』ってすごい言ってきて、『この人!すげぇ』みたいな」と“アニメ声優ファン”で知られる宮田俊哉が興奮したエピソードを明かし、「一足先に観れる試写、あれに来る気満々でしたね。(映画とは)関係ないんですが、声優さんたちにお会いしたかったみたいで。すごいノリノリでしたけど、来てないってことは断られたんでしょうね(笑)」と暴露し、会場のファンは笑いの渦に包まれていた。
イベントでは、お互いの好きなセリフを伺う場面も。玉森は「ザヤの『これは人の家から盗んだの?それともお店?』っていうセリフがあって。『盗みはダメよ』とか言ってる割には、可愛いモノだから、すぐ(ドレスを)着ちゃうんです。可愛らしいなと思いましたね」と笑顔。一方、永野は「いっぱいあるんですよね!2ついいですか?『絶対お前を幸せにする!』っていうセリフと、『大丈夫だから、俺を信じて待ってろ!』の2つ」と明かし、「言われたいじゃないですか!?」の一言で観客からは悲鳴にも似た歓声が。セリフを生披露する流れに赤面する玉森は「無理だ…こういうの無理なんですよ」といじけてみせるも、リクエストされたセリフを照れくさそうに披露した。
フォトセッションでは、1億円相当の純金がピラミッドの形で並べられた豪華なセットが登場。その金額に驚く玉森だが、金の延べ棒をこっそり胸ポケットに隠そうとする一幕も。最後に玉森「初声優を務めて、自分にとって思い入れのある作品になったので、皆さんと一緒に盛り上げていけたら」、永野「ジェットコースターに乗ったような、世界観を楽しめる作品になっています」とそれぞれアピールし、イベントを締めくくった。
映画『キング・オブ・エジプト』は9月9日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開
【CREDIT】
監督: アレックス・プロヤス
出演:ブレントン・スウェイツ、ニコライ・コスター=ワルドー、コートニー・イートン、エロディ・ユン、チャドウィック・ボーズマン、ジェラルド・バトラー、ジェフリー・ラッシュ
配給:ギャガ
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