『裏切りのサーカス』などのスパイ・サスペンス小説の巨匠として知られるジョン・ル・カレの原作を、ユアン・マクレガー主演で映画化した『われらが背きし者』が10月21日より全国公開される。この度、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
本作は、パナマ文書にも通じる国家を揺るがす大事件を背景に、ロシア、モロッコ、イギリス、フランス、スイスなどの世界を股に掛けた、友情や裏切、復讐、愛などが複雑に絡み合う人間ドラマ。平凡な大学教授・ペリーとその妻、組織を裏切ったロシア・マフィア、復讐に燃えるMI6がぶつかり合い、スリリングかつエモーショナルに描き出した緊迫のスパイ・エンタテインメント。
『トレインスポッティング』『スター・ウォーズ』新三部作で知られる英国俳優ユアン・マクレガーが、マフィアとMI6の奔走に巻き込まれる大学教授・ペリーを演じ、組織を裏切ったロシア・マフィアのディマに『ドラゴン・タトゥーの女』のステラン・スカルスガルド、復讐に燃えるMI6のヘクターに「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイス、ペリーの妻ゲイルに『007 スペクター』のナオミ・ハリスが共演する。
予告編では、マクレガー扮するぺリーが偶然知りあったロシア・マフィアのディマから組織の情報が入ったUSBをMI6に渡してほしいと頼まれる場面から始まる。ディマに渡されたUSBを手にイギリスに戻ると、ダミアン演じるMI6のヘクターにも協力を要請されてしまい、世界を巻き込む亡命劇へと発展していくさまが映し出されている。
ユアン・マクレガーは「脚本をものすごく気に入ったんだ。構成もよかったし、メインのキャラクターが4~5人いるんだけど、どれも面白く、その関係性に心動かされた。ペリーというキャラクターに惹かれたのは、サスペンス映画の主役らしからぬ人物だったからだと思う。僕はそういう役にいつも惹かれるのさ」とコメントを寄せている。
映画『われらが背きし者』は10月21日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
【CREDIT】
原作:ジョン・ル・カレ「われらが背きし者」(岩波書店刊)
監督:スザンナ・ホワイト
出演:ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド、ダミアン・ルイス、ナオミ・ハリス
配給:ファントム・フィルム
PG12 公式HP:http://wareragasomukishimono-movie.jp
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