GReeeeNの名曲「キセキ」誕生にまつわる軌跡と奇跡を、松坂桃李×菅田将暉のW主演で描く『キセキ ーあの日のソビトー』が2017年新春に全国公開される。この度、菅田将暉演じるGReeeeNのリーダー・ヒデのほか3名に横浜流星、成田凌、杉野遥亮の出演が発表された。あわせて、メンバー揃ってのライブシーンを切り取った場面写真が解禁となった。
歯科医師とアーティストを両立し、顔出し一切無しの異色ボーカル・グループ “GReeeeN”の名曲「キセキ」誕生のバックボーンとなる、ある兄弟の物語を描く本作。「キセキ」を含む楽曲すべてのプロデュースを手がけるJIN(ジン)とリーダー・HIDE(ヒデ)が、家族との衝突を経ながら、夢を信じて、仲間と共に自分のやりたいこと、進むべき道を見つけ出し、前へと進んでいく姿を描き出す。ジン役に松坂桃李、ヒデ役に菅田将暉がW主演を務めるほか、忽那汐里、平祐奈らが出演する。監督を『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』など是枝裕和監督の元で助監督として活躍した兼重淳が務める。
GReeeeNのメンバー・ナビ役を、『オオカミ少女と黒王子』『全員、片想い』(の中の『イブの贈り物』主演)などに出演の横浜流星が演じる。本作の出演に「僕が初めて買ったCDはGReeeeNさんのアルバムです。大好きなGReeeeNさんのメンバーとして出演させて頂けて凄く嬉しいです」と喜びを明かし、「顔を公表していない皆さんを演じることに、大きな責任とプレッシャーを感じながらも、楽しんで演じさせて頂きました。現場では監督、スタッフさんが近い存在でいてくださり、4人の一体感や雰囲気をとても大切にしていました。本当に心から楽しく撮影できました」とコメント。
クニを演じるのは、「MEN`S NON-NO」の専属モデルとして活動し、『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』や劇場アニメ『ONE PIECE FILM GOLD』、新海誠監督作品『君の名は。』で声優を務めるなど、マルチな才能で活躍中の成田凌。「僕ら4人はいい雰囲気で、控え室でも菅田さんを中心に楽しくやらせてもらいました。4人で会う機会が何度もあったり、歌練習の合間にカラオケに行けたり、そういう空気を監督自らが作ってくれて、本当に助けになりました」と撮影を振り返り、「僕らの歌の完成版を初めて聴いた時、泣くぐらい鳥肌が立って、歌が好きになりました。お芝居もみんなでやることで改めて好きになりました。本当に楽しくて貴重な現場で、この4人の空気感が皆さんに伝わると良いなと思います」と充実感をのぞかせた。
また、ソウを演じる杉野遥亮は、第12回FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、本作が映画初出演に。「兼重監督からソウのキャラクター作りの際に、僕からインスピレーションを受けたとおっしゃっていて、そういった意味では気負わずに自然体で演じていくことができました」と胸中を明かし、「本格的な演技をするのはこの映画が初めてで、アドリブも多かったり苦労もありましたが、毎日がすごく充実して楽しくて、一番最初に経験できたのがこの作品で本当に良かったと思います」とコメントを寄せた。
GReeeeNプロデューサーのJINは「この度は出演して頂き、そしてこんな『縁』を頂き本当にありがとうございます。みなさん懸命にメンバー達の特徴を練習して頂き、私が見てもメンバーそっくりな瞬間を多々感じられるほどでした。そしてそれは仲の良さや、無邪気さ、そういった内面的なものにまで及び、当時から見てきたGReeeeNを思い出し涙が止まらなくなりました」と語っており、「松坂さんや菅田さんに『JINさん泣いてる!やったー!ウェーイ!』と言われ、恥ずかしくなりつつもお二人を始め、偉大な俳優の皆様方の仕事姿に自分もまた感銘を受け、自分もこういう仕事をしていこう、とまた新たに思いました。まだ映画公開されていませんが、間違いなく心に残る映画になると思います。皆様の明日への糧に!」とメッセージを贈った。
映画『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年新春全国公開
*タイトルの「ソビト」とは:素人または空人。呼称。自由に新しいことに挑戦していく人のこと。GReeeeNによる造語。
【CREDIT】
出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、早織、奥野瑛太、野間口徹/麻生祐未、小林薫
監督:兼重淳 脚本:斉藤ひろし
配給:東映 製作プロダクション:JOKER FILMS
公式HP:kiseki-movie.com
©2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会