映画『スーサイド・スクワッド』ジャパンプレミアが25日、都内・東京国際フォーラムにて行われ、デッドショット役のウィル・スミス、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビー、カタナ役の福原かれんが来日した。花束ゲストとしてアンバサダーのダレノガレ明美が登壇した。
本作は、死刑や終身刑を言い渡された極悪人たちが、減刑と引き替えに政府の危険な任務を遂行していくアクション大作。バットマン、スーパーマンのDCコミックより登場するヴィランは、ウィル・スミスが演じるデッドショットをはじめ、ジャレッド・レト扮するバットマンの宿敵ジョーカー、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインらが顔を揃える。
3年ぶりの来日、4000人のファンが集まる会場に登場したウィルは「みなさんこんばんは！みんなに会えて本当に興奮しているよ！ものすごく巨大な劇場だね。こんな満杯な状態を見て、なんだかホッとしているよ」と満面の笑顔で会場を沸かせ、初来日となったマーゴットは「すごい楽しい！ずーっと日本に来てみたかったの！やっと来れたわ、ありがとう！」と喜びを明かした。また、超大作を引っさげ日本に戻ってきた福原は「今回初めて映画に出演させていただいたんですが、日本のファンの方々がInstagramとかいろんなSNSを通して応援してくださって、本当にありがとうございます！」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。
マフィアに雇われた冷酷な殺し屋だが、幼い娘が唯一の弱点というデッドショットを演じたウィルは「デッドショットのような悪を演じるというのは、本当になんでもできるし、なんでも言えるんだ。だから自由を感じているよ！悪党なんだが、娘をとても愛していて、悪いことをするんだけど弱みは娘なんだ。それはかなり（演じるのが）難しかったね」と自身の役どころを振り返った。一方、クレイジーな“カワイイ悪党”ハーレイ・クイン役のマーゴットは、役作りについて聞かれ「ハーレイ・クインといえば、コミックのファンがたくさんいるの。そのことを知っていたので、みんなの想いや愛を願った演技をしなきゃいけないと思っていたわ」と笑顔でコメントした。
また、個性豊かな悪党集団の中で唯一、日本人のカタナ役で出演した福原は「オーディションに受かった時はすごくびっくりしました。今回が初めての映画で、映画館で観ていたウィル・スミスさんとかマーゴット・ロビーさんたちと出演することにドキドキハラハラ、ナーバスにもなりました」と当時を振り返り、「とってもウェルカムで温かく迎え入れてくれて、本当に『スクワッド』の一員になれてよかったです！」と充実感をのぞかせた。
ここで、先日NYで行われたワールドプレミアにも訪れたダレノガレ明美が花束ゲストとして登場。花束を受け取ったウィルは、感動して涙を流す素振りを見せたりとお茶目な一面をのぞかせ、ダレノガレは「ウィル・スミスさんやロビーさん、かれんさんがすごく優しくしてくれたので、とても心が和みました」と現地でのエピソードを明かした。
これまで茶目っ気たっぷりにファンの歓声に応えていたウィルは、最後に「みんな本当にありがとう！ここは日本だから彼女に締めてもらおう！」とバトンを福原に手渡すと、その紳士な一面に会場からは大きな歓声が起こった。「いつもウィルが盛り上げてくれるんです（笑）」という福原は「キャストのみんなと120%頑張って作った映画です。みなさん楽しんでいただけると思うので、『スーサイド・スクワッド』よろしくお願いします！」と笑顔で締めくくった。
レッドカーペットイベントには、小室哲哉ら豪華日本人ゲストが登場し、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスも駆け付けた。一人一人に丁寧にファンサービスを行ったウィルたちは「エスカレーターから登場するレッドカーペットなんて初めてで最高だったよ！みんな本当に興奮してくれていて、映画を観た後もこれくらいエキサイトしてほしいね！」と語り、「みなさんの温かい歓迎、心から感謝しているよ！ありがとう！」とファンへメッセージを贈った。
映画『スーサイド・スクワッド』は9月10日より全国公開
【CREDIT】
監督・脚本：デヴィッド・エアー
製作：チャールズ・ローブン、コリン・ウィルソン、リチャード・サックル
出演：ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、カーラ・デルヴィーニュ、福原かれん
配給：ワーナー・ブラザース映画
