本田翼×山本美月『少女』 背景に遺書の一部覗く、ダークな雰囲気漂う新ポスタービジュアル解禁

湊かなえ原作、本田翼主演×山本美月共演の映画『少女』が10月8日より全国公開される。この度、本田と山本が寄り添いダークな雰囲気漂うポスタービジュアルが解禁となった。

湊かなえの累計100万部突破のベストセラー小説を映画化した本作は、“死”にまつわる禁断の世界を描いた長編ミステリー。同級生のある“告白”から「人が死ぬ瞬間を見てみたい」という願望にとらわれた、2人の女子高生の衝撃的な夏休みを描く。小児科病棟でボランティアをはじめ、余命わずかな少年たちと仲良くなって自らの欲望を満たそうとする由紀を本田翼が、陰湿ないじめに遭い「誰かの死を見れば生きる勇気を取り戻せる」と考え始める敦子を山本美月がそれぞれ演じるほか、真剣佑、稲垣吾郎が共演する。監督を『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』で知られる三島有紀子が務める。

解禁されたのは、今までの白を基調としたティザーポスターから、ダークな世界観をより打ち出したビジュアルに。舞台となる厳格なキリスト教女子高のパイプオルガンの前で、グレーの制服を着た本田翼演じる由紀と山本美月演じる敦子が寄り添っている様子が描かれている。さらに、背景にうっすらと入っているのは、劇中でも登場する遺書の文章の一部だ。由紀と敦子が着用している制服は、閉塞的な空間で生きている籠の中の鳥たちのようなイメージを醸し出しており、三島監督のこだわりが伺える。

映画『少女』は10月8日より全国公開