ジョージ朝倉の同名少女漫画を小松菜奈×菅田将暉のW主演で実写映画化した『溺れるナイフ』が11月5日より全国公開される。この度、2人が演じる夏芽とコウが海に飛び込むプロローグシーンが解禁となった。
『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』など独自の美学溢れる青春映画で注目を集める新鋭監督・山戸結希がメガホンを取る本作。「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、再生を描き出す青春ラブストーリー。強烈なオーラを放つ地元の少年コウの魅力にのめり込んでいく美少女モデル・夏芽役に小松菜奈、夏芽の美しさに同類の力を感じ、付き合い始めるコウを菅田将暉が演じる。また、孤独な夏芽を救う同級生・大友役に重岡大毅(ジャニーズWEST)、コウに急接近する幼馴染・カナ役に上白石萌音、さらに志磨遼平(ドレスコーズ)が主題歌も担当し、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスらが脇を固める。
解禁された映像は、小松演じる夏芽と菅田扮するコウが海に飛び込むプロローグシーン。コウが夏芽の喉に触れながら溺れる2人の姿とメインタイトルが重なり、小松の読誦が印象的な映像に。この描写は原作の単行本1巻の第1話の1シーンであり、読誦も冒頭のナレーションを引用、原作のタイトルロゴがまるで溺れるかのように、繊細かつ鮮烈に展開されてゆく。
「中学生の頃からリアルタイムで読んできて、一緒に生きてきたみたいでした」と語るのは、本作でメガホンをとった日本映画界最注目の新鋭監督・山戸結希。「『溺れるナイフ』を原作としたとき、その中で描かれている感情でわからないものは一つもなかった」と語り、全17巻もある作品を2時間弱の映画にする上で、「溺れるナイフをそのまま再現するような実写映像化は、確かに不可能かもしれないと思いました。それでも、未来の誰かの血肉にしてもらえるような、かけがえのない青春映画を作るなら可能性は大いにあると思いました。この時代から、一緒に生きてゆきたいと女の子が思いたくなる、今この時代に生まれるみずみずしい映画として育っていってほしいです。全国の女の子に溺れてもらいたいです」とコメントを寄せた。
映画『溺れるナイフ』は11月5日よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国公開
【CREDIT】
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:山戸結希(『あの娘が海辺で踊ってる』、『おとぎ話みたい』)
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス
配給:ギャガ 公式サイト:http://gaga.ne.jp/oboreruknife/
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