菅田将暉×有村架純がW主演を務める映画『花束みたいな恋をした』の本編映像が解禁となった。
脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本を、菅田将暉×有村架純のW主演で映画化。東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まる物語。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿が描かれる。菅田将暉、有村架純をはじめ、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、瀧内公美、八木アリサ、押井守、佐藤寛太、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫らが出演する。監督を『罪の声』の土井裕泰が務める。
解禁となったのは、終電までに告白を決意した麦と絹の、ドキドキのカウントダウンが進む本編映像。デートの最後はお決まりのファミレスに向かい、様々な話題で盛り上がるのも束の間、気づけばいつも終電の麦と絹。2人とも時間を忘れてデートを楽しみ、お互いの気持ちにどこか期待を滲ませつつも複雑な表情を覗かせている。“友達以上恋人未満”のはがゆい距離感の日々が続く中、「好きかどうかが、会ってないときに考えてる時間の長さで決まるなら、間違いなくそうで」、「お店の人に感じいいなとか、歩幅合わせてくれるなとか、ポイントカードだったらもうとっくに溜まってて」、と2人は自分の中の“好き”という気持ちを確信し告白を決意。
終電までのカウントダウンは進み、次第に焦りだす2人の恋路はいったいどうなるのか。じれったくも思わず共感してしまうような麦と絹の気持ちを、脚本・坂元裕二が紡ぐリアリティに溢れた台詞が表現する、ドキドキの本編映像となっている。
過去の坂元裕二作品でも重要な舞台として頻繁に出てきたファミレスだが、今作はいわば「ファミレスで始まりファミレスで終わる」といっても過言ではない本作。坂元は「ファミレス、好き過ぎるんですよね。ファミレスが出てこない話があったら、我慢してると思ってもらってもいい(笑)。そもそも人が道を歩きながらとか、公園のベンチとかで話してる時って、その場所に合わせた範囲の話をしていると思うんです。そう考えると、ファミレスで話されていることこそが僕が話して欲しいこと。」と語っており、麦と絹の5年間を語る上で欠かせない、ファミレスでのシーンも必見だ。
映画『花束みたいな恋をした』は1月29日(金)より全国ロードショー
(C)2021『花束みたいな恋をした』製作委員会